『知的生産の歴史と発展』
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途中に出てくる『知的生産のエッセンス』の方がタイトルとして良いかもしれない。
知的生産の技術で開発される能力
「知的生産の技術」やその実践で開発される能力は、アカデミックやビジネスでの成果だけの話ではなく、人生に生じる「難しい問題」と向き合うための(知的な)体力にも影響してくるように感じられる。
考えてみると、僕がそうした技術に興味を持っているのは、まさしく「難しい問題」と向き合うためなのだ。だから、「難しい問題」は実は簡単な問題なんです、という言説にはいっさい惹かれない。
そういう言説の人たちからみると、僕が疑似問題に取り組んでいることになるのだろうし、僕からしたらそうした言説は「難しい問題」を矮小化していると思える。すれ違い以前の問題である。
片方はpassion & hobbyについてであり、もう片方は処世術についてなので、カテゴリーが異なるとも言える。
それはそれとして、他人が真剣に取り組んでいる問題を疑似問題だと嘲笑する態度はあまりかっこよいものではない。むろん、アクセントは「嘲笑」にある。