『「縁側」の思想』
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(著) ジェフリー・ムーサス
出版社 : 祥伝社
発売日 : 2008/3/22
ISBN:4396613059
1200年の歴史を持つ京都の町家。そうした京町家の人気をはじめとして、近年、伝統的な日本のライフスタイルに対する関心が高まっている。その理由は、現代人が失ってしまった自然環境と調和する暮らしの知恵がそこにあるからではないだろうか。日本人は昔から、生活の中に自然を取り入れており、建物のつくりにもそれが反映されていたのである。
著者は、米MITで建築を学び、当時最先端を行っていた現代日本建築にあこがれて来日し、槇文彦氏、谷口佳生氏といった一流の建築家のもとで建築家としての腕を磨いた。そうした中で、次第に日本の伝統建築への魅せられ、東京を離れ京都へ行くことを決意。そして、築80年になる1軒との町家との出会いが著者の運命を大きく変えることになった。
自ら改修し、暮らす中で見えてきた、京町家の知恵。日本人が本来持っていた、土や木、紙などの自然の素材の生かし方や部屋の中に季節や自然を取り入れて暮らす方法を、町家リフォームの過程や著者の最新の作品とともに紹介する。
縁側や坪庭などにみられる日本建築特有の「あいまいさ」を中心にして、京町家から読み取ることのできる、日本の暮らしや伝統的な文化をアメリカ・ヨーロッパと比較すると同時に、現代に生きる私たちがそれをどのように生かしていくことができるかが明らかになる。
最先端の現代建築家が紹介する、町家を通して見た、現代に生かす「和」の暮らしと日本の伝統文化。
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