『Scrapbox知的生産術』流れ案
コンセプト
Scrapboxではじめる「ものぐさ」知的生産
知的生産におけるScrapboxの位置づけを確認する
以下、項目と流れ
「情報カード」へのあこがれ
やっとデジタルツールで情報カードが作れるようになった。そんな感触。ようやくそれが実現できつつある。それ以上の何かにもなっている。
道は平坦ではなかった。少し歴史をひも解いてみよう
Evernoteからスタートした、デジタルカードシステムへの挑戦。
Evernoteが「情報カード」であるという発見
しかし、うまくいかない。挫折。続かないか、あふれ返る。
何が悪いのかわからない。増え続けるアイデアたち
Scrapboxの登場でようやく「これ」と言えるものが出てきた。
他のツールでももちろんいける。
本書のポイントを押さえれば、他のツールでもいける。つまり、ポイントを押さえるのが重要。コアであり、抽象化。モデルとして捉える。
それにしても一体何が問題だったのだろうか。
ツールも未発達で、自身の理解も不十分。
ならではの楽しさもあったが。
ツールの理解不足ー
自分の理解不足ー→デジタルとアナログの違い、アイデアの理解不足
カード法にもいろいろある
アイデアの扱いの難しさ
一番は「アイデア」の扱い方がそもそも難しいこと
なぜ「アイデア」の扱いは難しいのか
一口にアイデアといってもさまざまある
非目的なものは「整理」しにくい
→うまく整理しにくい
自分の中に「整理」についての思い込みがあった。
そもそも、整理の仕方は、物的なものと超整理法くらいしかしらない。あるいは、山根式か。どれもアナログベースの整理法。
デジタル
「整理」についての考えをパラダイムシフトさせることが必要だった
---ここまで---
ようやく、知的生産の技術が言わんとしていたことがわかってきた。
なぜそんなに苦労したのか?
アイデアをどう扱うかのか、というポイント
アイデアを扱うといっても、いろいろある。しかもアウトプットのスタイルによっても変わってくる。
デジタルならではの罠、効率化というトラップ。
ゴミ屋敷化現象。
階層的な整理の限界。
「階層」を使ってはいけない、というわけではない。
大規模な移動の弊害
アイデアは「整理」できない。あるいは整頓すると意味がなくなる。
そこが変わった点が大きい。
なぜ「カード法」なのか
規格化、分類しない
あらゆるアウトプットからの着想を同一規格にまとめること。
厚い紙。なんども読み返すこと。
しかしながら、これがなかなか続かない。
でも、Scrapboxであれば?
それをデジタルで実践するScrapbox
整理なき整頓(あるいは整理3.0)
整頓はしない。検索とリンクで辿る。
Googleは実際そうやって使っている。
ハイパーリンクという解決方法
失敗したGoogle
僕たちは人間だ。
環境を整えること→外部足場
少しずつ「整理」の体形を作っていく。
カード法は混沌を作る。
その意味で、整頓はしない。
整頓しない整理
純粋整理
整理3.0
Pinは一応使う。
そこにある「理」(ルール)を使うことで、求めるものが手にできる状態に整えること。
Google的な情報整理(交通整理という言葉)
理(ことわり)を持つこと
それを少しずつボトムアップでつくること
それがカギ
Scrapboxによってもたらされたさまざまな思い込みからの解放(思考の前提からの解放)
最初は勘違いしていた。
ツールの理解は経路依存性がある
ここでScrapboxについて簡単に紹介しよう。
wiki
簡単な概念紹介
すぐに使い始められる。
触ればだいたいわかる。
民主化。
Gyazoもある。
概念理解も、操作説明もほぼ不要。
勘のいい人なら、誰でもクリックスタート。
一方で、「どういうページを作ればいいのか」がわからないし、どういうプロジェクトを作ればいいのかもわからない。答えはないから。体験して、自分なりに「良い感じ」を掴んでいくしかない。それぞれの人に、それぞれのScrapboxの答えがある。
本当の良さが分かるのは、ずっと後になってから。
私のScrapboxの使い方
カードを書くようにページを作る。
細かいことはあまり気にしない。
極力「小さいサイズ」にする。
できれば用語として定義したい。
「文章化」
単語でも、文でもなく。
take in context
やや面倒。
しかし、鉄板の方法論。
一行だけならば書かないで置くほうが良いかもしれない。
リンクが付けられないから。
一ページでまとめておくか、別のツール、たとえばアウトライナーにおいておくなどして気を熟すのを待っても言い。
メタノート。
ミニドキュメント/プチドキュメント
カードはメモではない。
デジタルであるから、途中で書いていける。でも、一行だけのメモはゾンビ化しやすい。 ゾンビ化現象
自己の対話
タグの付け方
タイトルは空白でも良い。
ブラケットだけには注意が必要。
書いてからリンクを付ける、書きながらブラケットを入力する。
意見と事実を分ける際にアイコンを使う。
引用は適切に表示する。
PDFやテキストファイルもアップロードできる。
タイトルづけの難しさ
ハッシュタグの考え方
ハッシュタグはそこそこに。
カードの作成と種類
入力・フォーマット
リファクタリング
堅苦しいルールはない。例外を含む指針があるだけ。
どんな指針か?
文章化すること
wikiのような名詞ではなく、思考譜を残す
文章という流れが重要。
走り書きメモをそのまま残さない
Webクリップの貼り付けで終わらせない
ブロックを一つ作る感覚(フレーズ、コード)
思考の階段を上るためにそのブロックが必要
最低限、最小単位まで形に仕上げる
自分の頭を使うこと
タイトルを付けるとは、どういうことか?
何をリンクにするのか
カードをくる、ことについて
再発見
自己との対話セルフディスカッション
そこで何を考えるか
邂逅し、再考する。
ランダムボタンもあるが、
リファクタリングはそのとき行われる。
検索して、リンクをつけることもある。
そこで発見する。「整理の体系」が分かってくる。
デジタルカードだからこそのメリット
気楽に書ける、後から書き換えられる
書きながら考えるの実践
そこで役立つScrapboxの機能
Scrapboxの良さ
カード名のサジェスト
移動しなくても良い
「探す」
一文字くらいだったら許容してくれる
関連カードの表示
縦幅の小ささとそこからの発展
余計な表示がまったくない
簡素とも呼べるUI
「見出し」概念の排除
切り出し
タイトルを書き換えたときに起こること
なぜScrapboxではリライトできるのか
Scrapboxとは何なのか、あるいは何ではないのか
自己対話ツールである
カードをくることの意味
外側ではなく内側が大切
よってゴミ屋敷にしないこと
機能全体がそういう方向を向いている
「部品」を作るものではない。
多義的なアイデアと単一のアウトプット
わかりやすいとはどういうことか
読み手の楽さ、書き手の楽さ
この文章の「流れ」はアウトライナーというツールで整えている。
カードとこざねの違い。
アウトライナーについてはまた別の本を書く予定。
根と葉、リゾームとツリー。
リゾームとボトムアップと直感
KJ法やこざね法はどちらもアウトプットを作るための方法
本としてまとめるためにはコンテキストが必要
切り口、ということ。ネットワークの切り口。
じゃあ何をするのかと言えば、「混沌」を作る。
考えのネットワークを作り上げる。
アイデアは、外部にあるのではない。
自分の中にあるものを育てていく。
大切なのは頭の中にそれがあること。その想起をツールが外部足場として助ける。
リンクが作る思考ネットワーク
それが思考を育てるということ
リゾームとツリー
アウトプットはツリーであり、部品によってできる
そうでないものは部品とは考えないでよい
内側(根)は目には見えない
2ndではなく1stBrainの向上
混沌からはじめる
混沌が持つ意味
PoICから学んだこと。
一定期間ためておく、分類せずに並べておく。そこから「意味」や「つながり」を見出す。
啓蒙思想2.0、人工知能について、
全体を統治しようとしない
それをすると領域を小さくしてしまう
時間がかかる。長期において運用できる。悲しいトレードオフ。最近では注目されなくなりつつある後者。
何がどうなるのかは最初からはわからない
思考を育てるには時間がかかる。
思想と呼びうるもの。
アイデアは育てるものである。
混沌を育てる、ということ。
アイデアと切り口(アウトプット)
多角的に考えるためには。
ちょっとした運用のコツ
ツイートしておいて、後からまとめる。
ポッドキャストやメルマガを読んだ感想をScrapboxに書く、ということ。
日記をカードに書くこともありえる
Scrapboxにおける完璧な日記は出来事ベース
デジタルノートでの連用日記の作り方
対話に向けたScrapbox
自己対話からn対話へ
複数人で使うScrapboxが一番面白い。
他の人に公開する、話しあう。
独特のコミュニケーション感覚。「空気」がそこにある。
直感と理性(トップダウンとボトムアップ)
断片的集合論とScrapbox
Scrapboxをどう使うかの読書猿さんの使い方
その他のScraopbox本
参考になる考え方は?
from Tweet
書かないこと
Scrapboxのアカウント作成
Scrapboxの操作方法
memo
title
『考えの育て方 〜Scrapboxではじめるデジタル・カード・システム〜』
これは革命か? いえ、新時代の「あたり前」です。
keyword
「考える」を育てる/考えの育て方/考えを育てる/継続的思考法/育成的思考法/
知識開拓/育成/開発/耕作/育成
発想/アイデア錬成/ファーミング/グローイング/アイデアスプレッティング
/epubを作ったらテキストファイルをダウンロードできるようにしておく。