「限られた時間」の二重性
「人生という時間は限られているのだから、頑張って仕事をしよう」と決意を新たにするのは有用だろう。 しかし、どう考えても休んだ方がよいタイミングで、「時間は限られているんだから、頑張らないと」と無理をしてしまうのは、あまりよろしくない。
そういうときは、「どうせ限られた人生で全てを為すことはできないのだから、ここで焦ってもたいして変わらない」と思って、十分に休むのが良い。
つまり、二つの視点がある
時間が限られているから、その貴重な時間を最大限に活かす
時間が限られているから、すべてができるわけではなく、100の成果でも99の成果でもあまり変わりないと気にしない
どちらも「考え方」なので、正否はない。
自分の都合の良いように、使えばいい。
気持ちを引き締めたければ前者を、ゆっくり休みたければ後者を用いればいい
先に言葉ありきで、行動(意志)をそれに寄せる、というのはなかなかしんどくなる。