「数学ガール」には、わかるとわからないの両方が含まれている
数学ガールシリーズは、最初は身近な話題から入り、とても丁寧に解説してくれるのでわかりやすいのだか、全体のうちの後半1/5くらいになると急激に難しくなってわからなくなってくる。
つまり、一冊の本の中に「わかる」と「わからない」が併存している。
一冊丸々「わかる」というわかりやすい本でもないし、一冊丸々「わからない」という難しい本でもない
その上、わからないなりに最後まで読むことができる。
この「わかる」と「わからない」がグラデーションのように広がっていくのは、ある知的な姿勢を涵養する上でとても大切ではないか。