「心と思考を整える哲学ラジオ」第一回僕らの脳はズレている
「心と思考を整える哲学ラジオ」第一回僕らの脳はズレている
深夜のラーメンはなぜ美味しいのか問題
進化心理学
エネルギー効率がめちゃくちゃよい
飢餓ベースで身体が構成されている
「食べれるときに、食べておく」
文明は、僕らの身体を置き去りにして進歩していく
「皆がマスクをつけている」の不思議
地球を観察する宇宙人の思考実験
人間は急激な変化をするが、他の動物はそうではない
形質・遺伝を経由するから
人類は文化/環境を簡単に変化させられる
動物は発明をしない
発明をすると行動パターンを変わらざるを得ない
rashita.iconむしろ、発明とは行動パターンを強制的に変えざる得ないインパクトを持つものと定義できるかも。
理論の名に値するもの
僕らが飲み込まなければならないもの(合わせなければならないもの)
テクノロジーだけではなく制度(システム)も
民主主義など
放置していても安定するものは危機に陥らないはず
民主主義が危機に陥るのは、それを放置しているだけでは維持できないものだから
維持するためにキャッチアップが必要
たとえば教育が必要
投票者が最低限の判断力を持っていることが民主主義の前提になっている
make senseであるかどうか
民主主義という制度は、人類全体の歴史からみるとひどく「新しい」(ズレがある)。
だから教育して、その「新しさ」にキャッチアップしなければいけない
哲学との関係性
理論とは何か?
人間に関する問題なら、どのような問題もすべてつながっており、ある問題を説明できて、別の問題を説明できないような理論は理論の名に値しない。理論の名に値する理論ならば、たとえば、天皇制と性倒錯を、革命と精神病を、戦争と恋愛を、宗教と貨幣を、同じ統一的体系によって説明できるのでなければならない。
逆に言うと、これらを説明しなければならない。
哲学的思考
本の少しの仮定、前提からどんどんロジックで展開していく(演繹的)
哲学は分断された学問領域を結び直せるのではないか
あるいは、そういう(知の)営みを哲学と呼べるのではないか
rashita.iconもともと哲学から分化していた学問だからこそ、という感じがする。
前提を疑うこと
半分正しいニュアンス
哲学せざるをえない人は、前提をうまく飲み込めない人
「サッカーやろうぜ」と言うときに「なぜ手を使っちゃいけないんですか」と疑問を持つ人はもちろんサッカーができない。
途方に暮れてしまう人たちが、「いたしかたなく」前提について考える行為。
rashita.iconそうした思考の射程とは?
哲学者は、いかなる観念共同体の市民でもない。そのことが彼を哲学者たらしめている。
観念共同体→同じ言語ゲームに参加している人たちのグループ?rashita.icon 哲学者は、どの観念共同体のフルメンバーにもなれない人
どの学問分野にも(深く)入っていけないからこそ、それぞれの学問分野を(半分)外から結び直せるのではないか。