with
code:.txt
# withついて
withはmacOS、iOS対応の小説用テキストエディターです。
# 今回のバージョンで、マークダウン見出しのアウトライン編集が可能になりました。
## エディター
withのエディターは、小説を執筆するための機能を搭載しています。
初めて目にする機能も多いかもしれませんが、ぜひ一通り眺めてみてください。無意識に使いこなせるようになった時、文が手の中に入ってきたかのように感じられることでしょう。
### 縦書き
withは日本語の文芸で使われる縦書き入力と、日本語に特有の読み仮名ルビ、圏点(傍点)を執筆時に入力し、プレビューすることができます。
ルビと圏点を入力する方法として、withは、カクヨムでも採用されている青空文庫スタイルのルビ記法をサポートしています。|圏点《けんてん》は入力のしやすさを考えてMarkdownのアスタリスク(*)を用いますが、青空文庫記法もサポートしています。
### 段落の移動、文節の移動
withは、⌘⌥矢印キーで、カーソルのある段落を前後に動かすことができます。また、同じ⌘⌥矢印キーで、カーソルを置いた文節を、段落の中で前後に動かすことも可能です。文節解析は簡易なものですが、それでもMeCabによる形態素解析で*日本語を読んでいる*withならではの機能です。
カットアンドペーストとは違い、段落や文節が文章の中を泳いでいくような独特の編集方式ですが、macOSでもiOSでも動作します。
### タイプライタースクロール
withはタイプライターのように、画面の同じ位置にカーソルを固定するタイプライタースクロール機能を搭載しています。withでは固定する位置を中央と前4分の1、後ろ4分の1に設定することができます。
### 行の連結
withは執筆中に頻繁に行う「行トル」を行うためのコマンド、**選択行を前の行に**、あるいは**次の行を選択行に連結する**機能を⌘J/⌘⇧Jのショートカットで提供しています。
### 文字数の表示
小説用のエディターなので、文字の数だけでなく、原稿用紙の枚数表示に対応しています。
### アニメーション効果
withは多くの編集操作にアニメーションを用いています。行の移動、文節の移動、タイプライタースクロールで、短いアニメーションを挟んでいます。
## プロジェクト
### アウトラインとファイル構造
小説の書き方は人それぞれ。作品によっても小説の書き方は変わります。
A4一枚1,000文字の掌編ならメモアプリでも書けますが、3,000文字のショートショートになるとシーンの切り替わりごとにジャンプしたくなるでしょう。それでも原稿用紙で30枚から50枚の短編なら一つのファイルで書ききれるでしょう。100枚の中編でも何とかなるかもしれない。しかし、400枚、時には800枚に及ぶこともある長編小説や上下巻、5巻、10巻に及ぶシリーズを一つのファイルで書き続けるのは危険です。
では、複数のフォルダーに分かれた原稿ファイルを扱うことになります。
withはフォルダーを用いたファイル階層を、アウトラインのように扱うことができます。
フォルダーの構造に囚われたくないとき、またはwithの自動見出しを使いたくない時、全てを見通せるような短い小説を書くときは、Markdownの見出しを使うことできます。フォルダー階層やMarkdown見出しは、アウトラインペインに折りたたみ可能な目次として表示しています。もちろん順番や階層を入れ替えることも可能です。
ファイルの並び順はプロジェクトフォルダーの.withに保存します。他のアプリケーションやAIエージェントでwithの原稿を利用する場合は、ファイルやフォルダーのsortkeyを参照してください。
### プレーンテキスト
withはアプリケーション専用のファイル形式を使いません。プレーンテキストの.txt、または.mdを原稿ファイルとして扱います。これらの原稿ファイルをフォルダーで階層化したファイル群を、withはプロジェクトとして扱います。
プレーンテキストのwithプロジェクトはOS標準のテキストエディットでも、VS Codeのようなプログラミング環境でも編集できます。Gitを用いて管理するのも容易です。AIジェントに原稿を読ませて校正をしたり、登場人物の設定や年表、日本語入力ようの辞書ファイルを作ってくれることもあるでしょう。
プレーンテキストを原稿に使うのは利便性のためだけではありません。あなたはいつかWindowsを使うようになるかもしれません。キーボード入力をやめて、音声入力に特化した環境を必要とするかもしれません。withの更新が止まって新しいMacで動かなくなる日も必ずやってきます。
プレーンテキストで書いた原稿は、そんな時に読める可能性が最も高いファイル形式なのです。
### 自動保存とスナップショット
withはタイピングが止まったら即座に保存する自動保存機能を備えています。また任意の時点で複数のファイルからなる原稿全体を保存して、いつでも後戻りできるスナップショット機能も備えています。
### 書き出し
withは、ネイティブのwith markdown出力の他に、青空文庫フォーマット(ただし、UTF-8です)と、Microsoft Wordで一つに連結した原稿を書き出せます。Word形式の保存では、見出しとルビ、傍点、太字(ゴシック)をつける事ができます。
### iCloud同期
withは同じAppleアカウントを使う端末で、原稿を同期するiCloud同期機能を備えています。操作は簡単。原稿を共有するだけで、新しい原稿を書いている時は何も操作する必要がありません。デスクで書いていた原稿の続きを、移動中のiPhoneで書くことができます。新しい版を受け取る時には、詳細な変更点の説明を読むことも可能です。
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