CreativeTrinity
クリエティブ・トリニティー
創造的三位一体
ブログ「Pile of Index Cards」から発掘。
https://gyazo.com/708418443cc34000166f2b9e3466e768
マインドマップの再構築で、最終的に残ったのは、次の三つの要素でした。
- 再帰(Recursion)
- 創発(Emergence)
- 相転移(Tipping Point)
「再帰」とは、簡単に言えば「合わせ鏡」。
人が自分自身について考える。
PoIC を使って、目の前の PoIC について考える。
図の中の小ループが、この状態を表現しています。
合わせ鏡のループの中で、カードがどんどん増えていく。
「創発」とは、むくむくと湧き上がること。
カードが増えると、カード同士が相互作用し、組織化を始めます。
ドックの中の一枚一枚のカードは、任務を遂行する有能なエージェント達です。
紙と木でできたシステムは、一個の生命体へと変化します。
「相転移」とは、ちょっとしたきっかけでシステムの状態が変わること。
ちょんとつつくとザラザラと流れる、雪崩。
タスクフォースの編成と再生産。
結晶化、新しい「果実」。
自然界で例えると、
フィボナッチ数やフラクタルは、一つの演算(エージェント)を繰り返すことで(ループ)、
複雑なパターン・図形を生み出します(創発)。
パターンは、数字やルールを超えた、一個の生命体となります。
荒野に忽然と姿を現すアリ塚、都市、CPU、ブラックホール。
進化、革命、流行、中性子反応、水の三態(固体・液体・気体)、狂。
すべては一つの同じこと。
「相転移」の次は「再帰」に戻ります。全体が大きなループになっています。
ただし、前と同じ状態ではありません。
ループを真横から見ると、らせん状になっています。
「再帰」の小ループにも、「創発」と「相転移」があります。
「ああ分かった!」、「ああそうか!」は、瞬間的な「創発」と「相転移」。
ループ全体が小ループの中に織り込まれて、フラクタル状になっています。
「再帰」、「創発」、「相転移」をシンボルで表現すると?
日本神話の三種の神器(鏡、剣、玉)になります。
from:https://web.archive.org/web/20140802145539/http://pileofindexcards.org/blog/2009/04/04/trinity/