AST
AST (Abstract Syntax Tree):抽象構文木 : ←→ CST(Concrete Syntax Tree)
AST(抽象構文木)は、コンパイラやインタプリタといった言語処理系において、ソースコードの構造を効率的に表現するために用いられる「中間表現」の一つです。これは、プログラムの実行に必要な本質的な要素だけを抽出して、階層的な木構造として表現したデータ構造のことを指します。特に、コンパイルと言語処理系(コンパイラ, インタプリタ, JIT)の処理フローにおいて、構文解析の後に生成され、後続の意味解析や最適化処理の土台となる、非常に重要な役割を担っています。
AST (抽象構文木) | IT 用語辞典
ASTは、ソースコードを構文解析(パース)した結果得られる、ノード(節点)と子ノードによるツリー構造です。AST は「抽象的(abstract)」という名前の通り、もとのソースコードから不要な記号(セミコロン、余計な括弧、改行など)を除きつつ、構文的な意味・構造を保持します。
抽象構文木(AST)入門 -コンパイラが使う隠れた仕組み