2025/8/3
2025/8/3
001. 新しいメモツールへの希求
昨日、月が変わったら日ごとノートのindexの連続性が損なわれてしまうことに言及した
infoboxを月で区切るのではなく「アイデア日記」とか「発想仕訳帳」とかトータルの記録としてつければ、月の切り替わりで先月分が見失われることはない。
ただし、めちゃくちゃ長い量が常に表示されることになる。
必要なのは特定の月ではなく「30日分」のような区切りなのだ。
しかしそれはinfoboxでは実装は難しい。月の区切りで生まれる断絶性を受け入れるのが一番だ。
だって、そのための機能ではないのだから(あくまでハックしているだけ)
もちろん、すべてを取得したのちに、30個だけ切り分けるということはいつでも可能
しかしその場合でも、infoboxのもともとのページがものすごく縦長に表示される
まあ、それでもいい、という話はあるかもしれない。
「書籍名」のページはとんでもなく長くなっている
だから、たぶんこういう用途のメモツールを作るべきなのだろう。
その要件はどんなものになるか?
001.01 新しいメモツールの要件定義(★)
002. The ICOR Framework
002.01 Knowledge (information) vs. Projects (action)という構図
知識(情報)とプロジェクト(アクション)が対立軸として上げられている
ナレッジベースづくりとタスク管理にいくらかは置き換えられる
ここに仕事と個人の軸を導入することで以下の四領域を設定している
PKM (Personal Knowledge Management)/個人的知識管理
PPM (Personal Project Management)/個人的タスク管理
BKM (Business Knowledge Management)/仕事的知識管理
BPM (Business Project Management)/仕事的タスク管理
非常にすっきりとした区分だ。であるがゆえに個人的には警戒感が生まれる
そんなに単純に切り分けていいものだろうか?
少なくともrashita.iconは上記を見て納得はできない(間違っているといいたいわけでもない)
ケーキの切り方に「間違い」はない、というのと同じ意味で
003. Identity-First PKM in Practice
The Secret to Second Brains That Actually Work: Identity, Not Templates | by Ann P. | Jul, 2025 | Medium
ひさびさにまともな記事を読んだ(まともというか、読むに値するという感じ)
テンプレートにおまかせな態度でははやめに破綻がやって来るよ、という話
rashita.iconが「自分の方法でいいんです」で言いたいことと同じ。
003.01 思考に合う緩やかなカテゴリー分け
Loose categories that match your thinking: Instead of strict folders, use broad categories that cover the way you work. A few simple options are “thinking,” “projects,” “ongoing,” and “random sparks.” This kind of setup makes it easy to move ideas from one place to another as they grow. You do not need to get too detailed. These buckets hold the core parts of your process and can change over time as your work shifts.
翻訳
思考に合う緩やかなカテゴリー分け:厳密なフォルダ分けではなく、仕事の進め方を網羅する幅広いカテゴリーを使いましょう。「思考」「プロジェクト」「進行中」「ひらめき」といったシンプルなカテゴリー分けが考えられます。このようなカテゴリー分けをすることで、アイデアが膨らむにつれて、簡単に別の場所に移動させることができます。あまり細かく分類する必要はありません。これらのカテゴリーは、プロセスの核となる部分をまとめたもので、仕事の変化に合わせて時間とともに変化させることができます。
問い:自分にとってこのゆるいカテゴリーは何が上げられるか
004. 僕たちは「自分なりの方法」を語るときに断りを入れなければならないようになっている
自己流、我流ということが、何か少し悪いもの、劣ったものであるという感覚と共に想起される
それは何か?
科学の進め方においては、適切な方法というのがある
あるいは、ある学会に提出する論文のフォーマットは規定されている
そこから外れて、成果を期待するのはやや心もとない
一方で、創作はどうか?
形式を持つ詩作ならばフォーマットに従うことは必要
しかし、そのことばをどういう方法でつむぐのかは、詩人それぞれだろう
小文字の方法と、大文字の方法という区分はできる
005. WorkFlowyのExamples
なんとなくNotesに興味が湧く。以下のような構造
https://gyazo.com/86e972ec089fd94b6f2ba8237b7df1c1
006. 毎日続ける方が楽なこともある|倉下忠憲
007. 理解の確認
/choiyaki/何かを教えた時に、それを理解したかどうかを効果的に確認する方法としてどんなものが考えられるか?
例示は理解の試金石
自分が仕事を指示する立場なら、指示した後に相手に内容を復唱してもらう(おうむ返しではなく、その人の言葉で説明してもらう、ということ)
複数の観点の共有
読書会という場があるとする。Aという本の内容についてXさんとYさんがやりとりする。それを見ていたZさんは、「なるほど、そういう視点や疑問があるのだな」と知れる
理解と誤解
理解と多面的な理解
多面的な理解の欠如は、さまざまな観点からの理解を共有することによって補われる
008. 5×3とミニ6穴のコンボ
情報カードが便利すぎて|Yuba
ミニ6穴のリフィルサイズはH126 × W80と、非常に情報カードに近い。
穴が開いている部分を除くと、ぴたり情報カードサイズになる。
するってえとどうなるかと言うと、ミニ6リフィルのクリアフォルダーに情報カード5×3がシンデレラフィットするのだ。
009. 日付の並びと新規メモの並び
WorkFlowyでは、新しい日付を先頭に追加している
一方で、その日付項目の中では、新しいメモは下に追加している(そうでない場合もある)
明らかに二つの時系列の組み方は異なっている(逆になっているとも言える)
たぶん二つで「時系列」ということの意味が異なるのだろう。
これは情報整理に用いられる構造の問題として考える価値がある
仮説:日付の進行が問題ではないのだろう。そうではなく、「読み返すときの進み方」が問題なのだと思う。読み返すときに、今日の日付から遡って読むことが想定されているときの並びが、当日からの逆順なのだ。起点が「今日」になるから。もし読み返しの行為を、一ヶ月前から今日まで、というような方針で行っている場合は、日付の順番は逆に並んでいたほうがいいだろう。
010. ツリーとリゾームとセミラティス | R-style
長いので注意
#発想帳