20241117「ブックカタリストの語り方」イベント
本の紹介をどのように行っているのか?
倉下編rashita.icon
自己紹介
京都府在住、1980年生まれ
執筆業(商業出版、KDP、メルマガ、ブロガー、ニュースレター)
ノウハウ(仕事術、知的生産の技術、ライフハック、マネジメントetc)
エッセイや小説(ライトノベル)なども。
Genspark
倉下忠憲(くらした ただのり)は、日本の著述家であり、フリーランスとして活動しています。彼は主にビジネス書やライトノベル、ブログ、メルマガなど多岐にわたるジャンルで執筆しており、特に「ノート」や「知的生産」に関するテーマに焦点を当てています12。
倉下氏は1980年に京都府で生まれ、2010年頃から物書きとしてのキャリアをスタートしました。それ以前はコンビニ店長として働いており、ブログを書いていたことがきっかけで執筆のオファーを受け、物書きに転身しました2。彼はセルフパブリッシングを通じて多くの書籍を出版しており、特にEvernoteやScrapboxなどのツールに関する入門書が知られています1。
彼の著書『すべてはノートからはじまる』は、ノートを使った思考や記録の重要性について述べており、発売後すぐに重版が決まるほどの人気を博しました。この本では、ノートを通じて思考を整理し、知識を生産する方法について詳しく解説されています2。また、彼の作品には「思考を耕すノートのつくり方」や「ライフハックの道具箱2023」などがあり、実践的なノート術や生産性向上のための具体的な方法論が紹介されています1。
倉下氏はまた、電子雑誌「かーそる」の編集長を務めており、この雑誌では知的生産や情報管理に関するさまざまなテーマが扱われています。さらに、ポッドキャスト「うちあわせCast」にも出演し、自身の著作や思考法について語る機会が増えており、リスナーとのコミュニケーションを図っています2。
彼の活動は、個人の知的生産や創造性を高めるための実践的なアプローチを提案しており、多くの人々に影響を与えています。倉下忠憲の作品や活動は、現代社会における情報管理や自己表現の重要性を再認識させるものとなっています。
ブックカタリストというポッドキャスト
二週間に一回お互いに面白かった本を紹介
一ヶ月に一度、ターンが回ってくる
一時間ほど話す
内容についての明示的なルール
特にない
自分なりに意識していること
コスパに役立つ内容、ではないようにする
知的な刺激を生む
じゃあ、どんな風に本を紹介する準備を整えているのか?
倉下の読書のテーゼ
本を読むことは、本を読み続けることである
一冊の本(book)ではなく、複数の本(books)で捉える
一回の読む(reading)ではなく、複数回の読む(readings)で捉える
+α 一人の読むではなく、多人数の読むで捉える
読書のプロセス
本を知る
本を買う・選ぶ
本を読む
本を読み返す
本をまとめる
本について話す
本を知る/本の情報を得ること
情報源のバランスと量が大切
ネット・SNS系
プッシュ型とプル型
リアル書店系
こまめに書店に通う
いろいろな書店に顔を出す
リアル書店でのチェックポイント
表紙
タイトル
出版社
著者
帯
目次
冒頭の文章
参考文献
→選書眼を鍛える
買うゲージ
多面的に判断する
入試試験
本を買う・選ぶ/見知った情報の中から本を買う
面白そうな本をすべて買いたいが……
いろいろな制約
むしろそれでいい
気持ち強めに「買う」
直近で買っておかないと本屋で見つからない
最悪絶版に
最近できてきた本の選び方
コーナーを意識する
電子書籍は最終手段
執筆の資料なら図書館も
紙の本を「買う」ことの意義
→ブックカタリスト102回
蔵書の管理
https://gyazo.com/3e8817b84520889d2eca5744d1874867
https://gyazo.com/122281dcfb93ce18136ace5f28ae28c3
Textbox
https://gyazo.com/2f619f6ebd8d27081d5574388a6c2cf8
https://gyazo.com/c64792aae542d596a4e4f2f89e91ea0e
https://gyazo.com/8e5390604f8239926414bcc3920e2074
https://gyazo.com/50ff376f290f1ba086b6931b0cf4ce87
https://gyazo.com/9051824604026038404d9f52110d0184
本を読む/実際に本を読むこと
虚心に読む/素直に読む
事前の情報は(意欲的には)探さない
読み方は本によって変える
読むリズムに合わせて変える
基本的な道具立て
ドッグイヤー、赤線、マルジナリア
ゆっくり読む場合
日々の読書日記
ただ読む
(ブックカタリストで紹介する本を決める)
直近の本で面白かった本
一つの流れとして
継続性
バランス
相手の話
人気とニッチさ
本を読み返す/もう一度本を読むこと、別の視点で読むこと
詳細を思い出す
特にどこが面白かったか
違った観点で確認すること
他の本を参照する
(読書メモをつくる)
https://gyazo.com/f1a42d1590a65c0e9bed910fafd42026
(その他のメモの多くはこのプロジェクトにあります)
Audibleはメモが難しい
https://gyazo.com/9f5ff983c6bdc9ee7a0a6c0ada77cce5
本をまとめる
読んだ本について考えること
全体としてその本は何を言っていたか
何を意図していたか、それはどのくらい成功しているか
https://gyazo.com/435b40023c393a36361cf0bae0202469
https://gyazo.com/a998f5a022b4341d9e63694f671ec409
https://gyazo.com/42bd89767f0998df575e3da3d1ebf7de
https://gyazo.com/4558de1a57da8c16cda2c6f8ef91d873
https://gyazo.com/c741a8d94e133636c9d5f7918013496b
本について話す
本について語ること
単なるその本の紹介ではない
「面白かった」本について語る
振動
他力本願ならぬ本力本願
細かいことはあまり考えない
固有名詞の読み方は一度確認しておく
全部伝わらなくてもいい
その方がいい