自分で情報システムを組み上げていけるような本
「情報の力学を理解することで、どんな情報ツールを使ったとしても、自分で情報整理システムを組み上げていけるようになります」 みたいな序文がある本が書けたらいい。
自分の根源的な興味が「自分が情報を扱えるようになる」であって、その他の要素はそれに従属するものでしかない。曖昧な一般論には興味がない。一方で、この「自分」は他でもありえたわけだから、そういう人に届く話がしたい。
自分はたまたま知見を得ることができたが、そうでない可能性もあった。その「世界線」に介入するために、自分なりに情報をまとめていく、というようなスタンス。結果的にそれは「他者に向けた」ものになるのだが、実際は「(パラレルな、あるいは可能性としての)自分に向けた」ものでもある。