結城メルマガYMM487の感想
凡打を恐れていてはホームランは打てない。
まずはバッターボックスに立ち、
次いでバットを振る
ただし、注意しなくてはいけないことがあります。
それは「早合点しない」ことです。自分の能力や進路について「◯◯に違いない」のように、うっかり決めつけてしまわないことです。
たぶん、自分の能力や進路についてなど自分に関することがいちばん決めつけが発生しやすく、しかもそこから抜け出るのが難しい
決めつけによって自分の行動が選択されるので、反証が出てこない
ex.自分はチーズが嫌いだと思っている人はチーズを食べないので、特定のチーズなら食べられるかもしれない、という経験が得られない
「初学者が理解につまずくポイント」をどんなふうに私が描いているか。それを短く答えるならば「学んでいる登場人物のようすを私が注意深く見ているから」になると思います。
私は、登場人物たちに何かしらの問題を出します。すると彼女たちはその問題について議論を始めます。疑問を提示する。その疑問に答える。例を作る。間違える。間違いを発見する。さらなる疑問が生まれる……私は、彼女たちのそういったようすをじっと観察し、それを記録していくのです。
「登場人物の活動をよく観察しましょう」で終わらせてしまうのは何なので、もう少し深く考えてみます。結城が執筆活動で使っている能力の自己分析です。
おそらく私は「ものごとを理解する深さを変化させたときに何が起きるか」のモデル化や自然なシミュレーションが得意なのだと思います。それは「ここまでしか理解できていないなら、こう考えてしまう。しかし、これが理解できていたら、このように考えて、こういう答えが導ける」と考えられるという意味です。
理解というプロセスに興味がある、という感じだろう。
日常的に、自分の理解がどう動いているのか、他者がどのように理解しているのかに関心を持ち、注視している。
それらが脳内にパターンが蓄積され、それぞれの登場人物描写において登場することになる。
単なるイマジネーションではないし、かといって論理的に(演算的に)算出されているわけでもない。
ソーシャルグラフ
ノード(点)
エッジ(辺)
クラスタ
ハブ