私たちは歪んだ三角形を「正しい三角形」だと認識してしまう
プラトン
が指摘したように、多少いびつな線であっても、私たちはそれを「三角形」だと認識する。
プラトンはそれをイデアの影響だと論じた。
実際は、
パターン認識
と、予測による知覚補正(
自由エネルギー理論
)の影響だろう。
プラトン・トラップ
当然そこにはギャップが生まれる。
正しい三角形と、実際に書かれた図形のギャップが。
そのギャップが無視されるとき、生じる問題がある。
理想を現実の「あるべき姿」だと捉え、常に理想からの減点方式でしか現実を捉えられない状態も同じようなものだろう。
#研究ノート