砂糖と米粒の自己組織的臨界状態
米粒では臨界状態となる山を作れるが、砂糖では少々難しい。砂糖の場合は、ゆっくり落とす必要があり、また粘着性も足りていない。つまり、粒から臨界状態の山を作るためには、ゆっくりと落とし、かつ、お互いがくっつきやすい状態を作ることが肝要となる。勢い良く落とせばすぐに山は崩れるし、粘着性が足りない場合でも、同様である。 高速度の情報摂取ではなく、ゆっくりと断片化を進めること。さらにそれが、他の断片と関連づけられるように(≒連想性が高くなるように)、咀嚼し、消化していかなければならない。 初出:2017.May.16