知的生産の三要素
知的生産の定義より
知的生産とは、
1. 頭をはたらかせて
2. なにかあたらしいことがら(情報)を
3. ひとにわかるかたちで提出すること
である。
この中で一番難しいのは「ひとにわかるかたちで提出すること」である。
「頭を働かせる」は、人間(の脳)が持っている能力の発揮を意味するだけ
「なにかあたらしいことがら」は、既存のものから既存でないものを作り出すこと
「ひとにわかるかたちで提出する」は、他人がそれを受容できる「かたち」でなければならない
人(人類一般ではなく、他者)にわかるかたちで提出できていないなら、知的生産は未達だと言える。
1と2は、専用の技能がなくてもある程度は可能(たとえば子どもは奇抜な発想、言葉遊びなどが得意)。一方で、3はそうはいかない。「生産」というプロダクト的イメージが強く喚起される言葉を使っているのはこのためだろう。