眼鏡は世界を歪めるのか
視力補正のために眼鏡をかけている人は、レンズによって世界を「ゆがめて」みているわけだが、はたして眼鏡をかけていない状態が世界を「正しく」みていると言えるのかどうか。
ポジティブ自己啓発
の「本当の自分」に感じるひっかかりは、この辺にあるのかもしれない。外部足場の利用の否定が「本当の自分」だというのが仮に正しいとしても、その「本当さ」にどれだけの有益があるのだろうか。