断片の操作法
断片を認識し、それを物質に固着させると、認識から操作にプロセスは移行する。
では、断片の操作には、どのようなアクションがあるだろうか。たとえば、蓄積、育成、相互作用、といったものが考えられる。それを念頭に置いたノウハウもあり、それらは一般的に「情報整理術」(ないしは法)と呼ばれる。 逆に見れば、情報整理術とは、断片の操作法に置き換えられる行為を指す。
たとえば、梅棹忠夫のカードを使った方法、Evernoteや大学ノートを使った方法などもあり、それらは差異を含みながらも、一定の共通点を持つ。言い換えれば、断片を操作する上で、必要な共通点を持っている。 初出:2017.Feb.1