思索の進め方
1.現象を観察する
出来事に目をむけ、何か面白いものを見出す。
2.理由を考える
なぜそのような出来事が起きているのかの理由を想像する。
3.その理由(仮説)を検証する
その理由の正しさを確認できる「反証」を考え出す。
「AがXなのはYだから」という仮説に対して、「同じYという性質を持つBについてはXではない、つまり"「AがXなのはYだから」"は成立しない」などと検討する。
この反証を効果的に作れるほど、仮説の強度を高められる。
正しさを補強する「証拠」を集めるのではない
これは、本来二人以上で行う議論を一人の脳内だけでやっていることを意味する。
4.別の理由を想像する
ある程度1~3のプロセスを進めたら、別の「正しさ」が確認できないかも想像する。
3で反証をいろいろ考えていると、それが見つけ出せることが多い。