全体を把握しておきたい気持ちを手放す
Scrapboxのプライベートで使っている個人プロジェクトが880ページになったが、そういうページ数になった、というような感覚はまったくない。「全体」を把握していないのだから当然。その辺の心理的な軽さがある。 Scrapboxを使っていく上での障壁となるのがたぶんこの感覚なのだろうと思う。「全体」を把握しておきたい、把握しておかないと落ち着かない、という気持ち。その気持ちはたしかに安心感をもたらすが、反面把握できる形や量という制約をもたらしてしまう。それをいったん手放してみる。
使っているうちに、たぶんどこかの時点で認知の水平線を越えて、がらりと感覚が変わると思う。