代表性バイアス
たとえばはじめて行ったレストランで、給仕さんの対応が悪ければ、そのお店について悪い印象を覚えるだろう。
たまたまその日、そのスタッフさんの対応だけが悪く、他の日はすんばらしいお店であったとしても、自分が感じる印象は基本的には悪いものになる。
代表が印象を決めるわけだ。
同じように、ある人がすごく不機嫌そうにしていたら、その人はいつも不機嫌そうにしている人、と思われやすい。残りの364日がニコニコしている人でも、会ったその日の印象が全体を代表してしまう。
一部でしかないものを、あたかも全体であるかのようにあつかうこと。
たとえば、それは「じぶん」に対しての認知でも生じているのではないだろうか。