ワークアウトをカウントする
そしてまた、workoutプログラムを起動するたびにデータファイルに「今日の運動」を記録し、1ステップで「結城浩の作業ログ」にそれを記入できるようにもしてあります。「がんばって運動したよ!」とアピールする相手(購読者さんという他者の目)を意識すると継続しやすくなるからです。
いろいろ考えることがある。
まず、最近iPhoneの「ショートカット」を使い、iOS版のTwitterアプリを開くたびに、「原稿はどうした?」というダイアログを表示させるようにしている。それをアレンジしたら、自分が何時何分にTwitterアプリを開いたかのログを残せるだろう。アプリの使用頻度を落とすためには、そうしたデータがフィードバックとして有用であることは間違いない。
でもって、こうしたことを作ろうろうと思って作れることが「プログラマバル」(programmable)ということである。高度なプログラムを作れる、という意味ではなく、こういう小さいことが思うように実装できること。 で、似たようなことを自分でも何かできないだろうか。何かをするときにスクリプトの補助を得て、その際にカウントする(ログを残す)というもの。結城タスクにも似た実装がある。GitHubのContribution Graphも似ている。たぶん、そうした行為を抽出してパターンとして名づけることもできるだろう。 あと、今rashita.iconは作業記録をすべて手書き(手入力)で残しているが、何かスクリプト的なサポートはあってもいいかもしれない。たとえば、買った本の名前を書き込むようなときには、買った本のログを残しつつ、それをコピペするなどして、すぐに作業記録にコピペできるような仕組みを。