スタートしてのたとえ、ゴールとしてのたとえ
何かをたとえるとき、そうしたたとえをスタートにして、そこから話を展開させる方法がある。 展開させながら、たとえの限界にも触れることになる。
「AではXだが、このBではYになる」といった表現でイメージを補正していく。
言い換えれば、話を始めるための共通理解(共有的イメージ)を立ち上げるためにたとえが使われる。
一方で、たとえをゴールとする場合もある。
「BってAのようなものなんだね」
ここで話が終わってしまう。
むしろ終わらせるための、という意味合いが強いかもしれない。
説明文としてたとえを使う場合に意識したいのは、「スタートとしてのたとえ」(共通的なイメージを最初に立ち上げるためのたとえ」である。