シャークトレードの何が問題か
シャークトレードは、嘘をついていない限りは法律上は問題ない行為である。しかし、倫理的・道徳的にはどうだろうか。 情報の非対称性によって利益を上げ(相手に損害を与え)る行為は、当人はそれでいいかもしれないが、トレード相手が持っている世界への信頼を傷つける。その人はそれ以降、見知らぬ人とトレードしなくなるかもしれないし、そもそもその環境から離脱するかもしれない。
だました本人は、そうやって人がいなくなったら、別の領域にって同じように利益を上げたらいいわけだが(焼畑農業)、残された人たちはたまったものではない。 つまりシャークトレーダーは、コミュニティの価値を棄損している。 何もないところから利益を生み出しているわけではない。