楽●APIと青い鳥APIのお話
このページの内容は、
どうやったら楽してお金を稼げるかという【つまらない】お話になります。
また、エンジニアとして
私は、正義のシステムを作るんだ!
つまらないことで、金を稼いでも意味ないわ
と思っている方は、即閉じてくださいな。
1.サービスの掛け算
私の場合、新しいサービスを作る際は
【単語】×【単語】でサービスを考えます。
適当に辞書で指さした言葉だったり、
目の前にあるものだったりをとりあえず掛け算します。
e.g.
リンゴ × 自転車
香水 × カードゲーム
名刺 × フリーランス
このように、全く関係ないもの同士を組み合わせることが好きで
良く掛け算をしております。腐女子じゃないよ
2.お金を楽して稼ぎたい!!
タイトルの通り、お金を楽して稼ぎたいと思い
色々調べるとアフィリエイトと呼ばれるものを発見。
ただし、自分が始めたときは既に遅く
アフィリエイトサイトが大量+認知もされていたため、
一部環境を除き、全く利益が出ませんでした。
そこで、思いついたのが先程の掛け算です。
楽●API × 何か から新しいサービスを作ろうと、青い鳥のサイトを眺めているとき
『あ、この青い鳥の場所で物を売りゃあ、わざわざ自分のサイトに人を呼ばなくてもいいじゃん』
とかなんとか多分その当時は思ってしまった訳ですよ。
そこから、楽●API × 青い鳥プロジェクトが始まりました。
3.稼ぐための勉強!!
ちなみに、この当時
ほとんど言語やAPI、DBを理解しておらず、
まずは、楽●にあるデータをどうやって取得すればいいかを勉強しました。
人間金が絡むと物凄く必死になるわけですよ・・・
最初の目標としては、
楽●APIを使って商品情報を取得する!
流石インターネット!
どのようにキーを取得したりパラメーターの記述をすれば良いか
全部書いてあるので、その通りに記載すれば
ちゃんと商品情報が取得出来ました。
次の目標としては、
取得した商品情報を青い鳥に投稿する!
これも同様で、当時全くoauth認証などの知識がなくても
ググれば直ぐにコードや使い方が出てくるんですね…
まずは、適当に【おはよう】というサンプルの言葉を呟き、
同様に取得した商品のURLと商品名を呟くことを行いました。
呟きをみたら、なんとURLを入力しただけなのに、
サムネイル画像まで表示されている?!と当時は感動しました。
よし、これで商品を呟き続けるぞー!
ひゃっほーいと思っていたのは束の間…
青い鳥のbot対策で、
同じ言葉を連続で投稿出来ない
というモノに見事ひっかかり、
投稿が出来ずぐぬぬ・・・となったのはいい思い出。
そこで、時間帯ごとに
呟く商品や言葉自体をその都度変えようと思い、
データベースをものすごく勉強する訳ですよ・・・
また、いちいち投稿ボタンというものを
押すのが面倒臭くなり
自動化出来たら良いのにということから
cronを勉強し自動化に成功しました。
ようやくエンジニアっぽくなってきました!
4.トレンドに注目!!
ある程度botを稼働させていると、アクセス数は伸びるものの
商品が全く売れていないことに気がついたある日
どの言葉が今盛り上がっているんだろう?と青い鳥で調べたら
トレンドという素晴らしい言葉があることに気がつく。
あれ?このトレンド取得して、
楽●APIに商品を探させて出てきた商品を
もう一度青い鳥にハッシュタグと組み合わせて
投稿すりゃ良くね?
ということに気がついてしまいました。
この際、試行錯誤した内容としては
取得した言葉が長すぎる為、言葉をトリミングすることでした。
もし、そのトレンドの言葉の商品が0件の場合
最後の1文字を削除し、再度楽●APIに検索しにいく
見つかった場合は、DBに書き込み、見つからなかったら繰り返す。
というプログラムを書き、
見事、毎時間トレンド情報をDBに格納することに成功。
5.とある日の売り上げから…
やはり、トレンド効果は影響が大きく
その言葉に反応して、フォローしてくれる人がいたり。
また、楽●トラベルのAPIから取得した
旅館などを呟いたりすると
その旅館がリツイートしたりするので
そこから更に伸びたりと色々凄まじかったです。
後は、フォロワー数を増やすために
自動的に色々な人をフォローしたりする機能を付けたりなどしました。
お小遣い位になれば良いなーと思っていた
botがついに、
1日3000円~8000円程度稼ぐようになってしまったのである。
寝ているだけで
1か月10万~20万程度稼ぐようになり、
勉強の意欲が沸いてくるようになるにつれニートのような生活に…
6.生産出来たら、大量化
このbotが1匹でこんだけ稼ぐのなら、
3匹になったら?
10匹だったら?
と言う思いから、大量に作ってやろうと思いました。
最初のうちは、メールアドレスを1つずつ作っていたが
10匹のbotになったころには
これも自動化できるのでは??と思い
作りました。
G●●gleのメールアドレスを作成し、それを青い鳥に登録する自動化ツール・・・
また、作ったは良いが
そのbot達を制御するためには
処理の時系列を頭に浮かべ、最低限のメモリで動かす必要があり
メモリの勉強の為にC言語を学習しました。
その際使っていたサーバーは、月額2000円程度だった為かなり苦労・・・
後は、botに属性やキャラクターを付けるため
ゲーム関連を呟くbott
アパレル関係を呟くbot
野球関係・・・
サッカー・・・
など複数の顔を付けて、色々呟かせました。
やはり、マニアックなジャンルは1円も売れなかったりしましたが
全bot合わせて1日平均、
10万位は稼げるようになっていました。
7.まとめ
かなりグレーな内容でしたが
金を稼ごうと思ってやったことは、
青い鳥で盛り上がっている内容の商品情報を取得して、
それを皆が見る場(青い鳥スペース)に投稿するだけ。
ただ、本当にそれだけで
誰かに胸を張ってこれを作りあげたんだ!と
言えるものでは全くありません。
この時に、金を稼いでいるから偉いとか
~の職業だから偉いとか
全く意味が無くくだらないことだと分かりました。
今となっては、動機はかなり不純でしたが勉強になったと思います。
悪いことしようとするには知識が必要で、
どこにセキュリティーホールがあるかを常に考える必要があります。
この経験を基に、
自分だったらこのシステムをどうやって破壊しようかという視点を大事にしつつ、
脆弱性のない良いシステムを作りたいと思い、
エンジニアとして活動を行っております。