自由研究「わらじ作り」その2
①真竹の皮をしめらせて千枚通しで裂く
コツ:竹の皮のはしをしっかりもっておく
https://gyazo.com/1703153dd446aa8686dc31b96cc0fb43
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②縦縄の形を整える
コツ:右足にかけている縦縄を、左足にかけている縦縄の上に重ねる
https://gyazo.com/5e1593de994c32d3899b0059ba6d9556
③先たんから編み始めるコツ:竹の皮が切れない程度に強く巻く。
https://gyazo.com/b5465afd3ac7d463d7251dcfdae1ba40
④縦縄に竹の皮を上下に交差させる
コツ:指を縦縄と縦縄の間に入れて、台を詰めながら編む
https://gyazo.com/6d509ecca9454be8da4a0f94687afc60
⑤裏から見たところ 竹の皮の切れ端を出す (⑨の後で切る)
コツ:切れはしが左右交互に出るようにする
https://gyazo.com/c46e0a54a4cbe9fe86415326b71fc2ee
⑥台を14センチくらい編んだら横緒を作る
https://gyazo.com/2ded1a4b4152145130bc3be941187919
⑦横緒を分けて竹の皮と同じように編む
コツ:最初に外側から横緒を入れ、次に内側から入れる
https://gyazo.com/1d5df603cb1a0dce4d2d01c3f920cf0c
⑧横緒の付け根を巻いてじょうぶにする
https://gyazo.com/ad869225475ba08841c2d23c398b2d45
⑨最後まで編んだら先端の縦縄をひっぱる
コツ:形がくずれないようにわらじを支える
思いっきり強く引く
https://gyazo.com/6ee33a1963f831e3f65195efeb2a9221
⑩鼻緒を付けてできあがり
コツ:ここが一番むずかしい。
よりひもを作る→分けて横緒にまく→また作る→むすぶ
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☆補充メモ
①名人の年。大正一四年生まれ。68歳。
②名人が小学生のころ「技能品評会」をどこの学校でもやっていた。その品評会にわらじを提出していた名人はいつも金賞だった。
戦中・戦後はいそがしくてわらじを作るひまがなかった。1985年ごろ、近所の子どもに作ってあげたら大変喜ばれた。そのことがきっかけで、また作るようになった。
平成四年に大分市ふるさと名人の一人に選ばれた。
③いろんなわらじ。足半(かかとが全部おちるようになっているわらじ)。
ホントのわらじ(ぼくが作ってきた近距離用の物でなく遠距離用の物。神楽を舞う人、時代行列などの祭りで使われる)。
④わらじを作るためのめずらしい道具。緒立て(緒を立てることからこの名がついた)。
⑤竹の皮を取る時期は、8月いっぱい。一日一枚落ちるので、毎日拾いに行く(取り忘れると虫に食べられる)。
⑥わらの種類は、もち米のわらを使う(もち米のわらが、やわらかくて編みやすい)。
⑦遠距離用わらじは歩き続けると半日でだめになる(旅をする人はかえのわらじを持って行く)。
むかしは、土の上を歩いたため、裏のでこぼこに土がくっついて長持ちした。逆に、今のアスファルトや、コンクリートはすりへって長持ちしない。
⑧わらじのリサイクル。わらじはすべて土になるもの(わら、めんなど)で、できているため、土の上ならどこでも捨てられた。畑の養分にもなった。
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