すべてのWikiは書きかけ
from https://twitter.com/rakusai/status/918769996993511424
更新できないドキュメントツールは、Wikiじゃありません。
他人が編集に貢献できないツールもWikiじゃありません。
All wiki content is WorkInProgress. It changes as people come and go と発明者が言ってます。
First Wiki Statement
from https://twitter.com/rakusai/status/920125661540270080
WikiPedia のコンテンツはいつも「書きかけ」です。草稿とか、完成状態とかの状態はありません。Scrapboxもそうです。
WikiPediaを見ていると、ほとんどの項目の完成度が高いので忘れそうになるが、すべてのWikiは書きかけである。
mactkgが、変化させられるメディアと言っていてなるほどと思った。
Ward Cunninghamの"It changes as people come and go"は僕がもっとも好きな言葉の一つ。
ダイナミックだよね。
「書きかけ」と「作りかけ」は似ている
この話と、ウェブ標準を決めるRFC(Request for comment)は似ている。
RFCは「いつでもコメント募集」という意味だ。標準だけど、確定ではないのだ
また、アジャイル開発も似ている
じつは、XPとWikiの発明者のWard Cunninghamは同じ人物である
このあたりは、パターン、Wiki、XP~時を超えた創造の原則に詳しい
アジャイルというのは、イテレーションを回して、改善を繰り返す手法であるが、プロジェクト全体は常に「作りかけ」状態にある
だからアジャイル開発とWikiはとても相性がよい
アジャイルは、タスクを細かく切って完了させるのではなくて、常に作りかけであることが本質のようだ
懸念としては「書きかけ」も「作りかけ」も、一般的には響きがよくないことである
「未完成」では完成できない人みたいだ
書きかけ、作りかけではなく、書き続ける、作り続けると言えばちょっとよくなる
XP(extream programming)やアジャイルは、もっとおしゃれなので、そのあたりを克服できているかもしれない
「アジャイルエディタ」や「Extream Writing = XW」とか言えばいいのかな?
知識をアジャイルにすることが、本当のアジャイルだ
/nishoさんが話を発展させてくれていた
/nishio/生きた文章としてのWiki
「メンテされてない死んだプロジェクト」はオープンソースの世界では日常的に使う言葉になっている。
例「死んだプロジェクトを取り込むなんてあり得ない!」
「死んだプロジェクトへの依存は減らしていきましょう」
文書もたぶん同じことが言える。死ぬと博物館行きになる。