建築の勉強
建築
興味が湧いたので、4冊amazonで見繕ってどっと買い
ようこそ建築学科へ | 松田 達, 南 泰裕, 北川 啓介, 倉方 俊輔, 五十嵐 太郎
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建築科に進学したい高校生向けの本
歴史や心理学や恋愛などにも目を向けようという話が目を引く
建築は、工学と芸術の融合した分野である
新米建築士の教科書 | 飯塚豊
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最近増えているハウスメーカーのコンポーネントの組み合わせではないオリジナルな家を作るのはどうすればよいという指南書
調査やヒアリングに力をいれよと書いてある
また、アイデアの引き出しは、過去の建築を知ることからしか生まれない
「偉大な建築科はすべからく建築マニアである」に説得力がある
プレゼン方法、カスタマーの説得方法などが具体的に書いてある
よい工務店の選び方も実際的で参考になる
具体的な工法なども多数紹介される
「箱を作ってから、中を決める」という設計手法の話や、窓の話が面白かった
「設計図は早く書く」というのも驚く
2Dで書いて3Dで立ち上げるとありえない形を作ってしまったりするらしい
「建築学」の教科書 | 安藤 忠雄, 木下 直之, 水津 牧子, 石山 修武, 佐々木 睦朗
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多数の建築家が書いたエッセー集
安藤忠雄の話が力強い
オリジナルの建築を開拓するために常に闘うという姿勢など
「光」の話など
もともとの僕の興味は、エンジニアリングの「構造」とアートの「デザイン」をどう線引きしているか、であった
「構造家」の人の話として、建築は、常に構造の革新から変化がうまれると書かれていた
例として、パリのエッフェル塔は、鉄筋工法から生まれた新しい建築であり、これこそが新しいアートを開拓したと主張する
また、コンクリート、ガラス、鉄筋が20世紀の新しい材料であり、これを最初に使いこなしたコルビジェが新しい領域を開拓したと考えている
エンジニアリング主導の考え方だな、と思った
建築は、これらの技術とアートの間で常に緊張感をもって進められてきた営みであることが理解できた
建築家 安藤忠雄
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感想は、建築家 安藤忠雄に書いた