屈折望遠鏡光送信機
#FTR105 光トランシーバ、交信距離 20mの「モールス」に比べ、「ボイス」モードでは半分程度と短くなってしまう。交信距離を長くするために電子工作ではでなく、「光学」的な工夫で挑戦する。焦点距離を長いレンズを持つもの、望遠鏡と組み合わせた。「Optical TRANCEIVER」x「Optical TELESCOPE」。 https://scrapbox.io/files/6545d2c3a97372001b5e43fb.png
1.3km離れた相手まで赤色LEDの輝きを伝えるために、拡散してしまう点光源の輝きをレンズと組み合わせて平行光源にする必要がある。望遠鏡はその必要がないほどの名機、高橋製作所 #FC76 屈折望遠鏡。正面の対物レンズ口径:76mm、焦点距離:600mm。フローライト(蛍石)アポクロマート(2枚構成)。 https://scrapbox.io/files/6545d2ea3ccc36001bcf5385.png
通常は基板に取り付ける送信用の赤色LEDを、3Dプリンタで生成した接眼部アダプタに取り付ける。望遠鏡は対物レンズから光を接眼部に集光するが、光トランシーバではこの逆になる。接眼部のこのLEDの明滅が対物レンズへと向かう。レンズを通過した赤色の光は平行光線となり、その先へと直進していく。
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#FTR105 光トランシーバは「モールス」と「ボイス」の2モード。音声だけでなく、音声帯域を利用をして FT8・PSK31・SSTVなどのモードで実験してみたい。このFTR105(光モールス・ボイストランシーバ)は、来年3月の電波文化祭⚡️サイクル2で頒布を予定しています。 https://scrapbox.io/files/65501fd6d31f24001bce4924.png
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