電離圏ワーキンググループ
スポラディックE層(Eスポ・Es)の状況を知るための手がかりとして、NICT(情報通信機構)の電磁波研究所 宇宙環境研究室 電離圏ワーキンググループ(長い!😅)のサイトを見るのが一番です。
稚内、国分寺、山川、大宜味村の4か所で観測が行われています。
Eスポが出てるかどうかを知る一番簡単なのは、電離圏概況です。
https://scrapbox.io/files/64a7cb4edf4857001be93cff.png
たとえばこの状態だと、東京ではEスポが発生していることが、一目でわかります。
そして、九州・沖縄では電離圏嵐が発生しているようです。
リアルタイムデータを見てみると・・・
https://scrapbox.io/files/64a7cc084454d0001c7e8eb0.png
国分寺では真上に電波を発射した場合、17:15現在で9.5MHz以下の電波を反射していることがわかります。
生の観測データを見ると、このようなカラフルな画像になります。
https://scrapbox.io/files/64a7ccdbe2effe001ce7e1b8.png
横軸が周波数、縦軸が高さになります。
赤い横棒が3本ほど見えますが、一番下の棒が実際に反射してきた電波の強さです。
(2本目から上は、電離層で反射してきた電波が地上で反射して、再び電離層から帰ってきたものですので、無視して大丈夫です。)
これらの観測は全国で4か所しか行われていないので、必ずしも自分のいる場所の状況がわかるものではありませんが、おおよその傾向をつかむことができます。
その他、いろいろなデータを読み取ることができますので、時間のある時に見て回ってください。
この季節は、Eスポのデータをたくさん見ることができます。
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