池袋のすみっこにあるオーガニックバー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」
フランス語で「ambiance(アンビアンス)」という単語があるそうです。雰囲気とかムード、と言う意味です。言葉では表現しにくい、街や空間の雰囲気を表現するときに便利な言葉です。そんな雰囲気を感じられるオーガニックバーが、池袋のすみっこにあるそうです。
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ORGANIC BAR「たまにはTSUKIでも眺めましょ」( 2017.07.02)
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アンビアンス。われわれ建築家は、いわゆる〈まち〉の雰囲気をあらわすのに、よくこの表現を使う。
アンビアンスは、人びとがある一定の領域の中に、おたがいに類似した情熱をもち合った時に発生する。
槇 文彦 『記憶の形象―都市と建築との間で』筑摩書房 1992
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2017年においても、自分の嬉しさを我が事の嬉しさのように、自分の悔しさを我が事の悔しさのように共感してもらえる... 。
店主だけではなく初めて会った客からも、そんな情熱を感じられるオーガニックバーが、池袋のすみっこにあるそうです。
なるほど、これが「ambiance(アンビアンス)」なのですね。
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私は相手のことを思い、ひとこと言葉を飲み込むなら、言ってしまってから謝る方が、まだいいと考えています。
そんな気持ちからなのか、みんながスマホを取り出す前に、納豆オムレツを一口食べてしまったのは私でした。
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21時を過ぎても賑やかな、池袋の細長い夜空には、満月の2日前の月が。
「たまには月でも眺めましょ」そんな店主の声が、この月からも聞こえて来ました。
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満つれば欠ける世の習い。なじみの住まいてさんからは、「会社を大きくしたり、自社屋を建てようとするんじゃないよ」とよく言われます。
小さいけれども巾広い依頼をいただける、そんな工務店にさらに磨きをかけます。
満月になるとともに、欠け始めた月がほどなく三日月となるように、
物事は、絶頂期に達すると同時に、下り坂になるのが世の道理である。
『満つれば欠ける世の習い』
ですが欠けた月は、いつまでも欠けたままではありません。
欠けた月はまた、満月になっていくのです。
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