ラバースタンプQSOが実際の無線機から流れると・・・
数日前にアップした音声ファイルにミスがあったので、アップしなおしました。JI1BXM.icon
https://scrapbox.io/files/64341d68800ed0001bd0ff6b.mp3
これは、以前に第2級アマチュア無線技士の試験科目「電気通信術」で課された速度(1分間45文字)とほぼ同じ速度でQSOが行われたとして作った音響例です。
(HH)は訂正符号です。
打ち間違えたときにはこの符号を打って、数文字前のところからあらためて打ち直します。
たまに、訂正符号に(SN)を使うひとがいます。
実は(SN)は和文モールス符号での訂正を表すもの(ラタ)で、普段から和文を打っているひとがうっかり(? いや、わざと?)使っているのです。
和文モールスで受信できないうちは(SN)は使わない方が身のためです。
次のターンで相手局は容赦なく和文で送信してきます。hi
(HH)「・・・・・・・・」は、「わぉ!間違ったぁ!」っていう感じで「I I I I 」「・・ ・・ ・・ ・・」と打たれることもあります。
これが訂正をしたいのだなということは、文脈から聞いていればすぐに分かりますし、相手局の慌てっぷりが伝わってきます。hi
最近では「どうぞ(第三者はブレークを入れないでね。はぁと)」を「KN」と打つ方が多くなっています。
ただ、 に書かれているように、かつては(KN)と繋げて打っていました。 【該当部分の引用】送信の終わりに打つ「KN」を分けて打っているのを最近よく聞きます。これも一つの符号で、和文で云えば、「ル」に当たる符号「ー・--・」で「-・- ー・」ではありません。
そんなわけで、(KN)と打たれたら「あぁ、このひと、古いひとなんだ・・・。」と思うと当たっているかもです。 hi
実際にはもっと速いモールス符号で交信がされていますが、自分が受信可能な速度でCQを出せば、相手はその速度に合わせてくれるはずです。
それでも合わせてくれないときには「QRS」(「もっと遅く打って~!」という意味)と打てば、遅くしてくれるはずです。
それでも合わせてくれない「スパルタ教育型」のOM(!?)も居ないわけではありませんが・・・。^^;
そういう場合には、聞き取れなかったところの再送を求めればよいと思います。
たとえば、「NAME AGN?」など、「AGN」を連発すれば良いと思います。
前回は第3級アマチュア無線技士の試験科目「電気通信術」で課された速度(1分間25文字)とほぼ同じ速度としていましたが、やはりエレキー打ちで25文字/分は厳しいので、ほぼ倍速で録音しました。
必要に応じてダウンロードして、再生の際に速度調整されることを期待しております。m(_ _)m
音声ファイルを聞くとだんだん周波数が上がっていくように聞こえますが、これは受信機(TR-851D)のQRHが原因です。^^;