1mWのエクスタシー
賛否ございますが当局の無線遊びは小出力で遠距離交信。
数十年まえのBCLラジオのトランシーバー機能、玩具トランシーバー、さらにワイヤレスマイク等の遊び方が有りますが実用的に(?)考えると特定小電力の小出力である1mWでしょう。
で、近場ですと桜山展望台と六道山展望台なんてのは交信可能な感じですが約束もなく、ただ電波を出しても交信確率は低い。
......ので小電力のメッカである堂平山(誰か居るだろう)を刈場坂峠から狙います。
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(遥か彼方に堂平山、距離約4.2Km)
無線機の設定を変える。
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さて交信開始と思い、アルインコL03にチャンネル設定、CQを出している局長がいた。応答するも「朝霞から【さいたまHH101】局メリット5」と、流石です。そして「他にお聞きの.....」に応答、「こちらはしぶや4989埼玉県ときがわ町です」と「しぶや4989、こちらは【とちぎTI185】赤城山地蔵岳から、ちょっときびしいけど....運用地をさらにお願いします」と「こちらは埼玉県ときがわ町刈場坂峠」と数回「特小QRP1mWです」と言ったらビックリしていましたがびっくりしたのはこちらでした。
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キョリ測から、左が地蔵岳(1674m)右が刈場坂峠(818m)
2023/03/05 ゑびす
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QRPの本質ってそこだと思います。
パワー入れて飛ぶのは当たり前、更にパイルに負ければストレスばかり溜まります。
パワー小さければ飛ばなくって当たり前、でもこれが思わず飛んでしまった時の驚きは計り知れません。
言葉綺麗じゃないですが「俺のヘナちょこ電波、どこまで飛ぶ?」が楽しいと思います。
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