DNSラウンドロビン
一つのドメインに対し複数のアドレスの順番を入れ替えながら応答することでリクエストを分散させる。
デメリットとしてDNSキャッシュのTTLにより、障害が発生した場合にそのサーバのIPアドレスをすぐリストから削除してとしても、キャッシュのTTLが切れるまでHTTPサーバを切り離すことができない。
また、RFC3486では自分のネットワークと最も一致するネットワークアドレスを優先的に選択するように定めているため、ネットワークが異なる複数のアドレスをラウンドロビンに参加させているとアドレスごとに偏りが出てしまう。問い合わせごとに異なるレコードのセットを応答する方法で防ぐことができる。