質的飛躍
from 東大「芸術制作論」講義
映画におけるモンタージュ表現の説明で出てくる言い回し
モンタージュ表現の例
1. 割れたガラスが散乱しているカットを映す
2. ハンマーが落ちているカットを続ける
3. 鑑賞者は1と2に因果を感じて、説明がなくても「ガラスがハンマーで割られた」を生成する
こういったものが編集によって積み重なり、一本の映画になる
アメリカ型とロシア型がある
アメリカ型
D・W・グリフィス - Wikipedia
複数のショットで1つのシーンを構成する
ショット(開始~終了の映像そのもの)の切れ目で切り取られたものがカット
1シーンに対し固定カメラ1台(1ショット)と異なる
複数台のカメラで同時撮影して時間軸を統一させる
連続性があり、自然に感じられる
トータルで、場所や組織を表すこともできる
ロシア型(サイレント期ソビエト映画)
セルゲイ・エイゼンシュテイン - Wikipedia
カットAとカットBを組み合わせたら、どのような意味が生成されるか(=質的飛躍が起こるか)を探求する
連続性=必然性に基づくアメリカ型と異なる
クレショフ効果 - Wikipedia
映像の前後が変化することによって生じる意味や解釈の変化のことをいう。一般に映像の意味や解釈は、ほかの映像とのつながりのなかで相対的に決定されていく。
質的飛躍が指すもの