絵字八法
mk.iconが持ってるまともな資格は書道八段
生徒部八段なので、一般(社会人)よりグレードは下がると思われる
今は役所の書類でボールペン使うくらいしか字を書く機会がない
八段昇格は、単に上手な字を書くだけでなく、筆記試験と作文をやらないといけなかった
そのときの試験勉強で、永字八法というものを知る
永遠の「永」という字には、書道で重要な8つのテクニックがすべて入っているというありがたい言葉
永字八法 - Wikipedia
この永字八法は何なのか、といえば「技法」なのだが、やる意味 / 理由については「書道」から階層をたどることになる
書道
書道とはこの文字の美的表現法を規格あるしつけのもとに学習しながら実用として生活を美化し、また趣味として心を豊かにし個性美を表現していくことである。
その技法(書法)には、筆法、間架結構法、布置章法があり(以下略)
書法
中国では書道という言葉は使わず、書学という語を用いている。書学とは書の形式である書法を集成したものである。書法は中国の天才が創造したものだが、この書法の体得には、その天才たちの書(法書)を手本にして習字すること(臨書)が必要となる。
筆法(ひっぽう)とは、筆の使い方であり、腕法・執筆法・用筆法がある。
用筆法(ようひつほう)とは、点画を書くときの筆の用い方や筆遣いをいう。運筆法(筆の運び方、筆の動かし方)も含む。
これが永字八法
インストール方法は「天才の手本に習う」
天才=技法(形式)を作った人
生活文化調査研究 | 文化庁
生活文化調査研究事業報告書(書道)(令和2年度)
現在の学校教育における書写・書道の目的
現在の学校教育において「書写」は、文字の大きさや配列に留意しながら、「文字を正しく整えて速く書くことができるように」し、ほかの「学習や生活に役立てる態度を育てる」ことを目的としている。すなわち、文字の美しさや芸術性ではなく、実用性に比重を置いている。一方で、「書道」は、伝統やこれまで培われてきたことを学び、創造性や芸術性、感性を育んで、それをアウトプットしていくことを中心としている。
しかし、「書写」は必ずしも実用性に特化しているわけではなく、型や基本を習うことにより、応用的な創造性を生み出すことができるので、書の芸術性や美しさの礎を築いている。また、「書道」も実用性を基にした積み上げの上に、芸術性が確立するとしている。
型や基本を習うことは創造性につながる
前述の「臨書」は創造性につながる
天才の手本に習い、基礎とすることで、創造性を生み出すことができる
ネットの絵だと、急に特定の手法(≒技法)が流行って、一斉にやりだしたりする
臨書には見えない
あんなにも、はたから見て特定の様式で描かれているのに
習っていない
だから生成イラストで追いつくことができてしまうのでは
ジャンル、二次創作といった枠組みは、規格に沿っているほど評価される傾向がある
規格に直接芸術点をつけると、途中(習う)が抜ける
起源をたどれば、ちゃんと天才に行き着くのかもしれないが、たいてい物量で飽きられるほうが早い
技法の本来の効能として、実行時の誤りを指導しやすいというのがある
急に流行った手法はこれが抜けていることが多い
解釈違いも広まりやすい
この瞬間だけ効き目があればいい、という人がいる
技法とか関係なくなっている
前述の「習っていない」に相当する
流行った手法が本当に気に入った結果、突き詰めて昇華させられる人も中にはいる
規格(技法)の学習に、「感性」は用いられない
感性を足がかりにするのはかまわない
それを他人に見せられるものに仕上げるとき、技法が必要となってくる
なので、自らの感性に適した何かしらを習う
ひいきが入ってるけど鉛筆デッサンは信用できる
筆法はデッサンでも出てくる
デッサンに適した鉛筆の持ち方など
クロスハッチングとか、フィーリングでやってるわけではない
技法 / 造形理論に重きがある
キアロスクーロ(明暗法)
「陰影」ひとつとっても「陰」と「影」が異なったりする
陰と影を知ってワンランク上のデッサンへ
「陰」とは光が当たった物体の中で暗く見えなくなったところ。「影」とは、物体によって遮られた光が、その物体のシルエットの形を現したものです。