ドラゴンのド、コマンドのド
最初期のドラクエでは、「容量削減のためにメッセージで使用しない文字がある」と聞いたことはあったが、その詳細
『ドラゴンクエスト』と『ドラゴンクエストII』で唯一使える「濁点のカタカナ」は「ド」で、これは「ドラゴン」の「ド」だったり、コマンドの「ド」だったりするわけですね。
『ドラゴンクエスト』ではカタカナの大半が出せず、例えば「ア」と「フ」と「モ」も出せないので、アレフガルドのことを「このち」と書いたり、モンスターのことを「まもの」と書いたり、絶妙に「和風」になっています。
一つ目のほう、ドラゴンの「ゴ」は?と思ったが、
濁点・半濁点は文字の中に含まれておらず独立しており、元の文字の真上に表示している。
ただし、コマンドウィンドウ最上部の「コマンド」の「ド」は、「ト」の上に濁点を入れることができないため、これに限って濁点の無い「ト」と濁点が付いた状態の「ド」の文字が別個に存在している。
今作(※DQ1)の「ド」はモンスター名にも使われているため、「ド」とそれ以外の濁点文字が混在する【メイジドラキー】、【ゴールドマン】、【メーダロード】、【ドロルメイジ】、【ダースドラゴン】などでは、文字によって濁点の高さが異なるという、アンバランスな表記になっている。
GBAより前のポケモンも、濁点と半濁点を真上に表示している
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