灰色の詩 #1
#灰色の詩
2025/6/25 15:57
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ベッドから這い出て、脳みそにコーヒーを流し込み、昼過ぎからようやく一日が始まる。肉体は鼻腔閉塞を少しでも弱めるための冷房で冷え切って動かず、しかし結局鼻腔は閉塞し、脳みそは酸欠状態だ。今日は15時まで寝ていた。カフェインがだんだん回ってきて、灰色の視野に色が戻っていく。もう何度繰り返したか。
こんな日があっても構わない。でももういやだ。こんな日は、世界のことが少しだけ、大嫌いになる。