Smart Contextで出力したファイルで、チャットボットを試す@Vol.6 LT
背景
担当者の変更(異動・退職など)に対しても、Cosenseを活かした引き継ぎ方法を検討したい
Cosenseだけでは、見つけづらいこと場合もある
(タイトルなどに見つかりやすさの工夫がないと)結局ページを開いて確認してしまう、など
試したこと
Smart Contextで出力したファイルを、チャットボット形式で回答できるようにしてみる
試したイメージ
https://scrapbox.io/files/6879b59b959d1b34a0023738.png
感想
思っていたより、ずっと、ちゃんと返ってきた
ブラケティングの漏れや粒度のバラつきに、不安を覚える
手動での括弧補完はページ数が増えると煩雑?
ブラケティングの不備により、LLM処理の精度が低下する?
セマンティック、単語、2hop search単位、など、補完できる出力があると嬉しい
LLMでも補完できる?
行った内容
Cosenseの、あるツール情報のページを開く
Cosense右側にあるhttps://scrapbox.io/files/6879b5bfd625aa5805ed61fc.pngを押下
Export for AI(1 hop links, pages)でエクスポート 77ページ
https://scrapbox.io/files/6879b5b461f449df6f398134.png
RAGツールに入れて、チャットボットを作る
https://scrapbox.io/files/6879b5daba1d9f42484f8189.png
ドラゴンボール孫悟空風だが、プロンプトを細かくいれなかったら、「こんにちは」→「こんにちは」と返してきた
回答文の最後に「引用元:Cosenseのページタイトル」を出すことで、Cosenseに戻って確認することを想定
今後
グループ内で検証しながら、Cosense側の入力の仕方検討や、プロンプト調整などを行っていき、精度を上げたい
利用のイメージとしては「Cosenseのページを見つける」と「回答を作る」どちらになるのでしょうか?sawachin.icon
後者の「回答を作る」をやらせたいイメージy.funamoto.icon
もしかしたら「ページを見つける」も使い勝手としてあるんだろうなと思う
見つかる情報自体は十分ではないことが多いのだと思います。そのあとはどうされるイメージでしょうか?sawachin.icon
現状、そこまでは考えられていないy.funamoto.icon
Cosense以外の情報は入れられていない
Cosense以外で候補に出ているものを補完として入れていければ。
fad
最終ゴールで言うと「疑問が解消されている状態」「タスクが完了している状態」あたりなのだろうsawachin.icon
検索(RAGも含む)ではこのゴールまで辿り着けないことも多い
きっと「人に聞く/教えてもらう」「自分でそこから考えてみる」というものも含まれるのだと思う
人は見えている最終ゴールに向けて、一番楽な(心理的にも物理的にも)やり方を取るはず。
全体をデザインしないと使ってもらえないことが多いですsawachin.icon
全体デザインの中では、Cosenseの導線も考える
営業部署でCosenseを使ってもらうための壁
営業は、一番できる人の資料をみたい
その資料がある確率×探しやすさ、で、選ばない理由になってしまう
より早い方に動いてしまう
Slackで送ると科の方が楽&使い慣れている
全く同じ状況だな…Jun.Uehira.icon
建築業界でも同じ。
もう一つ壁がある。使ってもらうためにはどうしたら…?
図面を見るのにiPadのほうが楽だ。
Excel大好きなのでExcel見に行っちゃう
成功例:スマートHRとのやりとりがバックログでやらなくてはいけないので、自然と使わざるを得ない
自分のためのツールではなく、重要人物が使っているツールは影響する
コミュニケーションに介入すると使ってもらえる
Cosenseを導入するときも「Backlogがあるじゃないか」と言う話があった