フィンケの曖昧な部品
09フィンケの曖昧な部品 創造性の実験から生まれたビジュアル発想法★★
芸術、精神そして頭脳: 創造性はどこから生まれるか : Gardner, Howard, 1943; 仲瀬, 律久; 森島, 慧
三十八人の天才たち―その創造過程 (1975年) 若林 千鶴子(翻訳)
数学における発明の心理 : Hadamard, Jacques, 1865-1963; 伏見, 康治(1909-); 尾崎, 辰之助(1905-); 大塚, 益比古(1928-)
レビュー
※実験でアイデアに迫る
創造性とは特別な人だけがもっている才能であるとする通説
※天才の発想から凡人の発想法へ
※何がよいアイデアを生みだすのか?
〈自分にとって〉という側面が重要であることを示している。これは、ブレインストーミングのような集団的な創造手法が、喧伝されるほど有効でない理由の1つである
関連しそうな話題
まつど.iconよく論述問題で、キーワードを自分で選んで10個以上使って論述しなさいというのがあるが、これはこの技法の観点に近いものがある。
(b)組み合わせに使う3つの部品を自分で選ばせるよりも、ランダムに決定して押し付けるほうが、創造性が高い
もしかすると逆効果?なのかもしれない。上の問題だと「自分で選んで」になっているので。
⇢学生を思考にいざなうレポート課題
まつど.icon算数教育におけるタングラムが似ている
Scrapboxを使ってみて思った感想が、アイデア大全のフィンケの曖昧な部品にも書いてあったようなことだけど、自分のアイデアの断片というのは他人がそこから膨らませることが難しいんだろうなということだったり、自分の秩序空間に対して他人が干渉しにくい(プロトコルの調整問題)みたいな問題がある
この技法、ぶっちゃけいつ使う?ってなる。
もう消えてしまったけど、フィンケの曖昧な部品を自動化する記事がQitaに以前あった。VRとかで作ってもいいかも。
Jupyterの小技4
https://qiita.com/SaitoTsutomu/items/34847c066880ebfdebf7
Qiitaの記事のpythonコードから画像を生成して、誰でもフィンケの曖昧な部品を使えるようにしました
https://meishomitei.wixsite.com/website/toolbox
#ランダム刺激