2025年10月『独学大全』読書会③メモ
参加者
まつど@matsudotsuyoshi
ヨシュア@f12qp
時間 20時~
メモ文責
まつど@matsudotsuyoshi
トーク内容はハルシネーションもあります。人間は忘れてしまう生き物なので、それも含めて記録するための文章であり、根拠の薄い言説もあるためご了承ください。
技法22 調べものの航海日誌「リサーチログ」
第9章 知識への扉を使う
無知くんと親父さんの対話9 古典はあなたのために書かれていない
技法の前に 運に頼らない本の選び方
技法23 第一のレファレンスツール「事典」可能性としての博識
技法24 第二のレファレンスツール「書誌」調査の達人からの贈り物
技法25 第三のレファレンスツール「教科書」入門書・事典・書誌を兼ねた独学者の友
技法26 欲しい書物と出会う技術「書籍探索」
技法27 知の最前線に向かう「雑誌記事(論文)調査」
コラム 知のライフサイクル
第10章 集めた資料を整理する
無知くんと親父さんの対話10 最速の素人になる
技法の前に 点の読書から線の読書、面の読書へ
技法28 多くの文献を一望化する「目次マトリクス」
技法29 文献のネットワークを掌握する「引用マトリクス」
技法30 文献の群れを貫通して読む「要素マトリクス」
第11章 情報を吟味する
無知くんと親父さんの対話11 「トンデモ知識」につかまらないために
技法31 デマの矛盾をあぶり出す「タイム・スケール・マトリクス」
技法32 トンデモ主張を暴き出す「四分割表」
技法33 主張の根拠を掘り起こす「トゥールミン・モデル」
第3部 どのように学べばよいかを知ろう
<学び方を学ぶこと>
第12章 読む
無知くんと親父さんの対話12 様々な読み方で再読する
技法34 知らずに使っている最速の読書法「転 読 Flipping 」
技法35 必要なものだけを読み取る「掬 読 Skimming 」
技法36 文献と対話する「問 読 Q&A Reading 」
技法37 決まった時間で読み終える「限 読 Timed Reading 」
技法38 読書技術の静かな革命「黙 読 Silent Reading 」
技法39 身体に刻む読書の原初形態「音 読 Reading Aloud 」
技法40 読み手を導く読書の手すり「指 読 Pointing Reading 」
技法41 読むことを考えることに接続する「刻 読 Marked Reading 」
技法42 精緻に読むことに引き込む読書の補助輪「段落要約 Paragraph Summarizing 」
技法43 難所を越えるための認知資源を調達する「筆 写 Scribing 」
技法44 すべての読書技術で挑む精読の到達点「注 釈 Annotating 」
技法45 思考訓練としての訳読「鈴木式6分割ノート」
技法46 逆境を乗り越える要約注釈術「レーニンノート」
第13章 覚える
無知くんと親父さんの対話13 記憶の術(アート)よりマネジメント
技法47 記憶法のコーディネートでメタ記憶を鍛える「記憶法マッチング」
技法48 記憶障害の臨床でも用いられる文章記憶法「PQRST法」
技法49 学習前後に描くことで準備する/定着する「プレマップ&ポストマップ」
技法50 古代ギリシア発祥のイメージ技法「記憶術(ニーモニクス)」
技法51 復習をモジュール化する記憶マネジメント法「35ミニッツ・モジュール」
第14章 わからないを克服する
無知くんと親父さんの対話14 「わからない」と共に旅をする
技法52 思考の過程を声にする「シンクアラウド Think Aloud 」
技法53 わからなくても迷わない「わからないルートマップ」
技法54 解いた自分を資源とする「違う解き方」
第15章 自分の独学法を生み出す
無知くんと親父さんの対話15 独学者として人生を歩む
技法55 自分という学習資源「メタノート」
技法20 知の分類の航海術「シネクドキ探索」
まつど:やはり以下の記事とセットで読むといいかも。
検索と〈探しもの〉の力を拡張する、レトリックが教える3つの考え方ー図書館となら、できること
テーママップ作成ツール - MediaWiki API版
Google Suggestを使って共起語のマップを作る
使用例:
第9章 知識への扉を使う
無知くんと親父さんの対話9 古典はあなたのために書かれていない
技法の前に 運に頼らない本の選び方
技法23 第一のレファレンスツール「事典」可能性としての博識
技法24 第二のレファレンスツール「書誌」調査の達人からの贈り物
技法25 第三のレファレンスツール「教科書」入門書・事典・書誌を兼ねた独学者の友
技法26 欲しい書物と出会う技術「書籍探索」
技法27 知の最前線に向かう「雑誌記事(論文)調査」
コラム 知のライフサイクル
→まつど
書誌として国立国会図書館オンラインを使うのはよさそう。世界のオンライン目録を使うのは私も習慣づけたい。
KVK - Karlsruhe Virtual Catalog
邦語文献を対象とする参考調査便覧
ケルト神話について
https://gyazo.com/46593a7e98bfb676f4b65ffb4a588380
https://gyazo.com/1f9059f73833b594a4d10afe7b3bfdc0
技法23 第一のレファレンスツール「事典」可能性としての博識
まつど:好きな事典について
『西洋古典学事典』
『ラルース ギリシア・ローマ神話大事典』
『世界神話大事典』
『西洋文学テーマ・モチーフ事典』
『世界宗教百科事典』
『民俗学事典』
『古代オリエント事典』
『キリスト教大事典』
『世界神秘学事典』
『インド学大事典』
『インド神話伝説辞典』
『新潮世界美術辞典』
『西洋美術事典 - ルネサンス以降 絵画・彫刻』
『ブリタニカ国際大百科事典』
『「説話」大百科事典』
『原色西洋美術事典』
『世界名著大事典 』
『日本伝奇伝説大事典』
『日本古典文学大辞典』
『世界名著大事典』
『日本思想史事典』
『啓蒙思想の百科事典』
『社会経済史学事典』
『社会学理論応用事典』
『現代地政学事典』
『リスク学事典』
『デザイン科学事典』
『人文地理学事典』
『世界民族百科事典』
『文化と社会を読む批評キーワード辞典』
『アニメーションの事典』
『宗教学事典』
『宗教学文献事典』
『世界神話伝説大事典』
『文化人類学文献事典』
『社会学文献事典』
『美学の事典』
『西洋美術解読事典』
『世界物語大事典』
『世界文学あらすじ大事典』
『幻想文学大事典』
『人工知能学大事典』
『民俗学事典』
『人間の許容限界事典 新装版』
『教育社会学事典』
『数学教育学研究ハンドブック』
『教育思想事典 増補改訂版』
『学習科学ハンドブック 第二版 』
『「学び」の認知科学事典』
『最新心理学事典』
『社会心理学事典』
『発達心理学事典』
『健康心理学事典』
『行動分析学事典』
『認知行動療法事典』
『現代心理学「理論」事典』
『発達障害事典』
『カウンセリング実践ハンドブック』
『精神分析事典』
『ストレス百科事典』
『進化でわかる人間行動の事典』
『認知言語学大事典』
『宗教事象事典』
『The Anime Encyclopedia, 3rd Revised Edition』
『アニメ作品事典』
『映画原作事典 2007-2018 ―日本映画・外国映画・アニメ―』
『物語要素事典』
『いま読みたい小説4000冊』
『悩みや不安 迷ったときに読む4000冊』
『生涯学習研究e事典』
Stanford Encyclopedia of Philosophy
技法24 第二のレファレンスツール「書誌」調査の達人からの贈り物
master index 2冊とも持ってるが使いこなせてない。
ぶっちゃけマスターインデックスも内容古いし、
『リサーチの技法』の書誌を参考にしたほうがいいかも?
日本語で読める事典などを調べたければ、以下のサイトもよい。
邦語文献を対象とする参 考 調 査 便 覧
『独学大全』p.322に「国立国会図書館オンラインを書誌/書誌の書誌として使う」の解説があり、読んでるが、件名欄に「書目」といれると、書誌が調べられるという。16,010件出てくるから。そこからキーワードなどで絞り込むってことかな。
https://gyazo.com/e3a0d9903fc5f4ea956e1264a7f4f89a
日本書誌の書誌 主題編 2 (芸術・語学・文学)
技法25 第三のレファレンスツール「教科書」入門書・事典・書誌を兼ねた独学者の友
2009.09.10 一人で読めて大抵のことは載っている教科書(追記あり)
2009.12.29 一人で読めて大抵のことは載っている教科書(洋書編):数学からラテン語まで(追記あり)
2016.01.02 一人で読めて大抵のことは載っている「講座」もの全リスト(増補あり)
2010.03.29 一人で読めて大抵のことは載っている教科書への助走=子供の本は大人の味方+新書で補う
2013.05.26 講義や周囲についていけなくなったら→先生は表立っては勧めない新書に挫折した人のための裏(サブ)テキスト
事典は索引引きするという話で、思い出したのがフォロワーさんが、テキストデータから索引を自動生成するというプログラムを書いていたこと。最近だとNotebookLMのマインドマップ生成がそれに近いかも?
https://gyazo.com/1a86c1d5d4a83b20e657ab8f17b5cc29
たとえば、ダンテの講義MOOCのテキストを整理してみるとこんな感じになる。
出典:The Divine Comedy: Dante's Journey to Freedom
技法26 欲しい書物と出会う技術「書籍探索」
まつど:この本にもっとはやくに出会えていたら、人生変わったかも?っていう言説あるじゃないですか。
あれって、かりに出会えていても、そんなに変わらないんじゃないかって思ってる。
変わるような人は必然的な出会いを自ら選びとるから、そういった本に出会えるのではと。
まつど:最近、『文学理論の名著50』にとりあげられている本を一通り読もうと思って、ちょこちょこ借りて読んでるが、こういうふうにブックガイドにしてくれているおかげで、全部読めなくても、最低限50冊ならいけるかもと思えるのでありがたい。
『映画論の冒険者たち』や『メディア論の冒険者たち』も全部読みたいなと。
まつど:以前スペースで以下の会を開いたことがあり、資料が残ってる。
国家図書館デジタルコレクションで読める神話本を探すコツについて学ぶスペース会準備
→スライド
Zoteroを活用して個人送信で読める書誌を作成して共有した。
FGOを楽しむための文献リスト
技法27 知の最前線に向かう「雑誌記事(論文)調査」
コラム 知のライフサイクル
第10章 集めた資料を整理する
無知くんと親父さんの対話10 最速の素人になる
技法の前に 点の読書から線の読書、面の読書へ
技法28 多くの文献を一望化する「目次マトリクス」
技法29 文献のネットワークを掌握する「引用マトリクス」
技法30 文献の群れを貫通して読む「要素マトリクス」
→まつど
読書会に備えて「目次マトリクス」とリサーチログを作ってみた。
ダンテ『神曲』読書会に向けたリサーチログ
→事前になんとなく文献集めを行っていても、忘れてしまっていたり、
一度読んだために、もう内容を把握したつもりになっていたものを再検討するきっかけになる。
読書会の準備で使うと、事前に共有しておいて、調査の進捗を共有しやすい。
第11章 情報を吟味する
無知くんと親父さんの対話11 「トンデモ知識」につかまらないために
技法31 デマの矛盾をあぶり出す「タイム・スケール・マトリクス」
技法32 トンデモ主張を暴き出す「四分割表」
技法33 主張の根拠を掘り起こす「トゥールミン・モデル」
まつど
→トゥールミン・モデルでAIに出力させるのはあり。
code:LLM
AIとのコミュニケーションにおける問題をトゥールミンモデルで整理でしてください。必ず論文を参照して議論をしてください。
code:LLM
生成AIの表現の自由の可否についての議論をトゥールミンモデルを用いて分析してください。
第13章 覚える
無知くんと親父さんの対話13 記憶の術(アート)よりマネジメント
技法47 記憶法のコーディネートでメタ記憶を鍛える「記憶法マッチング」
技法48 記憶障害の臨床でも用いられる文章記憶法「PQRST法」
技法49 学習前後に描くことで準備する/定着する「プレマップ&ポストマップ」
技法50 古代ギリシア発祥のイメージ技法「記憶術(ニーモニクス)」
技法51 復習をモジュール化する記憶マネジメント法「35ミニッツ・モジュール」
好きな記憶術関連の本
栗田昌裕 『絶対忘れない! 記憶力超速アップ術』
『記憶術全史 ムネモシュネの饗宴 (講談社選書メチエ)』
年代語呂暗記本で、この2冊好きすぎる。
中谷 まちよ『日本史年代ワンフレーズ』『世界史年代ワンフレーズnew』
五島 辰夫『世界史はこう整理してこう暗記する』は覚え方が面白いが、覚えて意味があるの感が(各章まとめページをマインドマップ化して覚えていた)。