WRM760:脳はつくるものではない / 書くことのモード / 捨ててきたことで得てきたもの
@clip
from 2025/05/05
#WRM
🎬WRM760:脳はつくるものではない / 書くことのモード / 捨ててきたことで得てきたもの
脳はつくるものではない / 書くことのモード / 捨ててきたことで得てきたもの|倉下忠憲
一方で、Cosenseでのメモは公開されており、誰かが読む可能性があります。もし上記のような走り書きメモばかりだと不親切でしょう。だから、もう少しだけ書き足そうという気持ちになります。で、一行書き足したらまた一行、それを書き足したらさらに一行という感じで、文章化が進んでいくのです。
結果的に時間が足らない問題に繋がるとしても、あらためてメモ環境としては素晴らしい。
本を読む時間が減り、原稿を書く時間が減り、ぼ〜っとする時間が減り、家のことをやる時間が減り……。使った時間の分だけ「一日」の長さが伸長したりはしないので、別の何かが割を食うことになります。何かが10分増えたくらいなら影響は軽微でしょう。しかし1時間近くになると話が変わってきます。
私は本を読む時間が減っている気がする
長めの文章も書いていない
こういう話を書いていると必ず『なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書)』が一瞬頭に浮かんできてむかつく(本当にはむかついてはいない)
タイトル良すぎ
時間の問題もあるけれど、認知資源の問題に近いかも
Cosenseで考えを書き整理したあとに、「よし、本を読もう」とはならない
ただ慣れな気もする
それこそ第一の脳を鍛えることでできるようになりそう
「知的体力をつける」のイメージと近いけれど、これも言ってしまえば第一の脳を鍛えることだろう
同時に、時間の問題な気もしてきた
というか区別してもあまり意味はなさそう
トレードオフが生じるのは間違いないので。
「書き込む量が増えているから、それに使う時間も増えている」
結局、この通りですね。
もし私が思いついたすべての着想に対して文章化を試みていたら、私がこれまで出してきたアウトプットと同じ数を揃えることはおそらくできなかったでしょう。つまり、「それらをもっと有効に使えていれば」というIFに対する答えは、「もっとアウトプットが減っていただろう」なわけです。
記事中のセカンドブレインの話と似ている
「セカンドブレインを作る」人の中には、「もっとアウトプットが減っていただろう」を受け入れていない
AIで書いている人かも
🎬うちあわせCast171の話とも関連する
ただ見逃してはいけないのは、日常的に思いつくメモをどう「処理」するのかは小手先レベルの話ではなく、ワークフロー全体、あるいはプロダクト・プロセスの大きな領域にかかわってくる話だという点です。
choiyakiさんはメモを作ることと言っていた
tks.icon余談:Cosenseに書いてあることは書いてあることより、言っていることと表現したくなる。
声を知っている人は、文字を読んでもその人がしゃべっているように感じる
/choiyaki/20250503日誌#68155d6400000000004a3d05
ぼくの現時点は、メモを書くことそのものがメモを書く目的やから。
私もCosenseについては現状はそれでいい気がしている
仕事は別。
倉下さんが書いているのは「その上で」という話だとは思うけれど。