NPM の使っていない Organization の名前空間は譲渡してもらえる
業務で OSS 関連のパッケージを取り扱う機会があり、Scoped Package を公開することになった。
ただ、利用したい Organization の namespace が取られていることは往々にしてあり、今回も例に漏れず先に埋められていた(3文字 Organization なので当然といえば当然)。
ただ、こういった名前取りの対策として、NPM には実態のない Organization の名前空間を開放するためのルールがある。
随分前に azuさんのブログの以下を記事読んで、実際このルールが適用できることは知っていたので、改めて自分でもやってみることにした。
NPM の譲渡ポリシーについて
support@npmjs.com にメールを送った時点で現時点での管理者にメールが飛ぶ
メールが飛んだ後4週間アクションがなかった場合、権限が開放される
連絡を入れたのが7月の頭。
GitHub 上でアクティビティが見える実態のある組織を運営していること、そしてその名前空間を利用したいこと、最後にユースケースも簡単に記述してメールを送った。
以前も NPM には unpublish のためにメールを送ったことがあるが、それと変わらず向こうの ZenDesk のチケットが切られ、しばらく待つようにメールがくる。
4週間のポリシーなので8月の頭には連絡が来るかなと思っていたら、想定通り今日(8月6日)の深夜にメールが届いており、いかが記されていた。
4週間アクションがなかったこと
アクションがないため開放されたこと
これでこのチケットは消化されクローズ。
開放された後に更に処理が必要かなと思っていたけれど、自動的に管理者にしてくれるのは楽で良かった。
実はこの申請の前に同様の名前空間について、GitHub にもメールしたのだが、長らく動いていない GitHub Pages が一つあるだけでも通らなかったので、NPM 側は一切 publish がなかったことが幸運だった気がする。