@2024/03/09 Raycastを試してみる
以下の動画に刺激を受け、Notionにメモを素早く保存できる環境を整えようと考えた。
https://youtu.be/G82JLeUs4NM?si=8hqyHkRZ2E_Hi4Km
これまでメモはGoogle Keepに取ってなんとなく見返す的な感じだったけど、PC/スマホ関係なくメモを素早く取ってそれをNotionに一元管理できるとよいかなぁなんて思うようになった。
それでAlfredというランチャーアプリを使おうかと考えたけど、動画内で紹介されているWorkflowを利用するには課金しないといけなくて、課金なしではお試しもできない感じだったので別の方法がないかなぁと探してみた。 そこでRaycastというランチャーアプリがあることを知って、そっちなら自分のカスタムコマンドを自由に(無料で!)呼び出せることがわかったのでそれでいいか、となったので今回紹介したい。 ---
ただSpotlightはちょっと機能が貧弱なので、そのUIやUXを模した高性能な3rd party ランチャーアプリがいろいろ出ていて、その1つの選択肢、となっている。 これを使うと、Create Script Commandという機能を使って完全に自分で好きなスクリプトを組んだものをRaycastから呼び出せるので、実質AlfredのWorkflowと同じことができる。 ここからは、実際に設定方法を手順を追って説明する。
まずは兎にも角にもインストールしないと始まらないのでインストールする
公式ページからdmgをダウンロードするもよし、homebrew経由でインストールするもよし デフォルトは ⌥ + Space で起動する
3. スクリプトコマンドを作成する
Create Script Command と入力すると以下のようにsuggestが出てくる
https://gyazo.com/0653984ea3eefb02054052cd116f9d65
選択すると以下の画面が表示されるので、Titleとwith Argumentにチェックして ⌘ + Enter する
Title はそのままシェルのファイル名になり、Raycastから呼び出すときのコマンド名にもなるので、呼び出しやすい名前にするとよい https://gyazo.com/68fe65e7425b6bdcd3dbc66d3a85bc6d
4. スクリプトコマンドをカスタムする
例として以下がNotionのデータベースにメモを追加するbashスクリプトの例
Title(コマンド名)を memo にしてみた
code:memo.sh
# Required parameters:
# @raycast.schemaVersion 1
# @raycast.title memo
# @raycast.mode compact
# Optional parameters:
# @raycast.icon 🤖
# @raycast.argument1 { "type": "text", "placeholder": "メモを入力してください" }
-H 'Authorization: Bearer '"$NOTION_API_KEY"'' \
-H "Content-Type: application/json" \
-H "Notion-Version: 2022-06-28" \
--data '{
"parent": { "type": "database_id", "database_id": "'$DATABASE_ID'" },
"properties": {
"Name": {
"title": "type": "text", "text": { "content": "'$1'" } }
}
}
}'
5. 実行する
https://gyazo.com/5865d86f9bb329955e635dc935e30065
メモを入力してEnterする
https://gyazo.com/6d90b64c859ba8c6fc15f7d8bd69b482
Notionデータベースに無事に入る
https://gyazo.com/028a6b02f6b29ceda488a070ecde53fa
いやーこれは便利。どんどんメモしてNotion使い倒していくぞ。