箙
箙(えびら、英: quiver)
箙(えびら)そのもの意味は下記
矢を入れて肩や腰に掛け、携帯する容器のこと。矢筒。「やなぐい」とも読む
箙$ Q は以下の4つの対象の組からなる
頂点集合: $ Q_0
矢集合: $ Q_1
写像: $ s: Q_1 \to Q_0
矢の始点(start, source)が得られる写像
写像: $ t: Q_1 \to Q_0
矢の終点(target)が得られる写像
$ Q_0 の元は頂点
$ Q_1 の元は矢、または辺
多分定義すると使いにくいそうだけど、もう少し具体的に書くと矢は$ (v, w) \quad (v,w \in Q_0) のような組で、$ Q_1 は以下のようになるはず
$ Q_1 = \lbrace (v, w) | v,w \in Q_0\rbrace
$ s(a) は始点
$ t(a) は終点
$ Q_0, Q_1, s, t から以下のような組の箙が定義される
$ Q = (Q_0, Q_1, s, t)
箙$ Q から道を定義する
$ (y|a_n,...,a_1|x) := (y, a_n,...,a_1,x)
$ (\in Q_0 \times Q_1 \times \cdots \times Q_1 \times Q_0)
道の定義を具体的なグラフを使ってどんなものかを見る。
以下のようなグラフがあった場合
code:mermaid
flowchart LR
1-->|a|2
2-->|b|3
1-->|c|3
1-->|d|1
3-->|e|1
1→2→3の道は(3 | b, a | 1 )
1→3→1の道は(1 | e, c | 1)
1→2→3→1の道は(1 | e, b, a | 1)
1→1→1の道は(1 | d, d | 1)
code:mermaid
flowchart LR
1 -->|a|2 -->|b| 3 -->|c| 4
n = 0
{1||1}, {2||2}, {3||3}, {4||4}
n = 1
{2| a |1}, {3| b |2}, {4| c |3}
n = 2
{3| b, a |1}, {4| c, b |2}
n = 3
{4| c, b, a |1}
$ \mathbb{P}Q
確認用
Q. 箙
Q. 道
関連
参考
メモ