死人テスト
from:
https://twitter.com/81i6vvboj7h2bqy/status/1667893285883621376?s=46
応用行動分析では「死人テスト」という考え方があります。「死人にもできることは行動とは言えない」という考え方です。例えば「廊下を走らない」は死人にもできます。しかし「廊下を歩く」は死人にはできません。死人にもできる「廊下を走らない」は行動目標にするべきではありません→
→「廊下を走らない」は「行動」ではないからです。「廊下を歩く」は「行動」です。そのため「廊下を歩く」は行動目標として成立します。では「教室で静かにする」は行動と言えるでしょうか?これは、行動とは言えません。なぜなら「教室で静かにする」は死人にもできるからです→
→ 子どもに指示する時は、死人でもできる「教室で静かにする」を、死人にはできない「教室で読書をする」等に変換する必要があります。「教室で静かにしなさい」だけでは何をどうしていいか分からないお子さんが一定数います。だから指示をする時は、死人にはできない行動で示す必要があります→
→ 例えば「お喋りをしない」は行動と言えるのか。これは死人にもできますので行動とは言えません。したがって「お喋りをしません」という指示は得策ではありません。それよりも「先生の声が聞こえる人は黙って手を挙げます」の方が子どもには通りやすいです。死人にはできない行為だからです→
→ 例えば「大きな声は出しません」は行動でしょうか?行動ではありません。大きな声を出さないことは死人にもできるからです。「この位の声の大きさで喋るんですよ」と、死人にはできない行為で教師自身がやって見せて、実際に子ども達にもやらせた方が、発達に課題がある子にも指示が通ります(終)
死人テスト(dead man test)
行動分析学での行動の定義として、行動は死人にはできないものという風にされている
行動になっているかをチェックするために死人テストというものがある
死人でもできるものは「行動ではない」
死人にできないものなら「行動である」
行動ではないもの
挨拶をしない
集中しない
廊下を走らない
笑わない
車にひかれる
行動であるもの
挨拶をする
話す
廊下を走る
返事をする
夢を見る
爪を噛む
唾液が出る
今夜の夕食のメニューを考える
「唾液がでる」のような体の反射も死人にはできないので定義としては行動にカウントされる
確認用
Q. 死人テストとは
Q. どういったものが行動か
Q. なぜ死人テストというものがあるか
参考
「死人テスト」という考え方が子どもへ伝え方の参考になる「好ましい具体的な行動を示す」 - Togetter
『応用行動分析(ABA)の基礎と実践』
『めんどくさがりの自分を予定通りに動かす技術』
https://www.amazon.co.jp/めんどくさがりの自分を予定通りに動かす科学的方法-竹内-康二/dp/4847073215
関連
脳は否定形を理解しない
#行動分析学
#教える #応用行動分析