sccsの使い方
sccs [ -r ] [ -dPath ] [ -pPath ] Command [ CommandFlags ] File ...
sccs create
履歴ファイルと最初のバージョンを初期化する
sccs edit
編集を行うために書き込み可能なバージョンをチェックアウトする。このコマンドを実行したユーザーを所有者として書き込み可能なコピーを取り出し、他のユーザーが変更をチェックインできないように、履歴ファイルをロックします。
sccs delta
変更をチェックインします。このサブコマンドによって、sccs edit 処理が完了します。
変更を記録する前に、コメントを入力するためのプロンプトが表示されます。コメントは、履歴ファイル中のバージョンログに保存されます。
sccs get
ファイルの読み取り専用コピーを s. ファイルから取り出します。
There are very few common basic usage patterns for get. Below, s.foo.c denotes the name of any existing sccs file.
get s.foo.c
の最新のトランクリビジョンのコピーを取得します s.foo.c ファイルに foo.c。
get -Gbar s.foo.c
からバージョンを取得します s.foo.c、に バー デフォルトではなく foo.c。によって作成されたファイルgetは、「g-ファイル」と呼ばれることがよくあります。
get -r1.3 s.foo.c
からリビジョン1.3を取得します s.foo.c に foo.c。ザ・-G オプションを使用して、取得したファイルの名前を設定できます。
get -p s.foo.c
最新のトランクリビジョンを取得し、標準出力に出力します。ザ・-r オプションを使用して、他のリビジョンを指定することもできます。
指定しない限り -k または -e オプションの場合、取得したファイルは読み取り専用で作成されます。
sccs prt
バージョンログと、各バージョンに対応するコメントを表示します。
sccs delget
sccsファイルにすでに保存されているリビジョンに新しいリビジョンを追加するために使用されます。
ファイルの新しいバージョンは拡張された識別キーワードを持っており、編集不可です。
sccs get -e file.c
ex file.c
sccs delta file.c
フラグ:
-m, -p, -r, -s, -y
delta コマンドに渡すことができます。
-b, -c, -i, -l, -s, -x
get コマンドに渡すことができます。
sccs info
sccs check
編集中のファイルをすべて出力します。 ファイルが編集されている場合は、非ゼロの終了状況を戻します。 検査プログラムを makefile 内で使用し、バージョンをインストールする前にファイルが完了するかどうかを確認できます。 インストールを実行する前に、戻りコードを検査してください。
フラグ:
-b
編集中のファイルを判別するときに、分岐を無視します。
-u [Argument]
ユーザー自身、または Argument パラメーターによって指名されたユーザーが編集しているファイルのみをリストします。
sccs clean
現行ディレクトリー、または SCCS ファイルで再作成できる指定ディレクトリーから、すべてのファイルを除去します。 編集中のファイルは除去されません。
フラグ:
-b
編集中のファイルを判別するときに、分岐を無視します。 同じディレクトリー内で編集されている分岐は失われる場合があります。
sccs unedit
unget コマンドと同等です。 get コマンドを使用したあとに行った変更は失われます。
sccs diffs
編集しているプログラムの現行バージョンと以前のデルタとの違いを示します。
フラグ:
-r, -c, -i, -x, -t
get コマンドに渡すことができます。
-l, -s, -e, -f, -h, -b
diff (sccsdiff ではない) コマンドに渡すことができます。
-C
diff (sccsdiff ではない) コマンドに、-c フラグとして渡すことができます。
sccs print (filename(s))
sccsの使い方
1. 編集用のファイルを作成して編集を行い、さらに新しいデルタを作成するには、 以下のように入力します。
sccs get -e file.c
ex file.c
sccs delta file.c
コードのコピー
2. 別のディレクトリーからファイルを作成するには、以下のように入力します。
sccs -p/usr/src/sccs/ get cc.c
コードのコピー
または
sccs get /usr/src/sccs/s.cc.c
コードのコピー
3. 分岐上にない編集中のファイルをリストするには、以下のように入力します。
sccs info -b
ブランチの作成
ファイルのリビジョン1.1を編集すると、リビジョン1.2が生成されます。
R.L.B.S
R: リリース
L: レベル
B: ブランチ
S: シーケンス番号
識別キーワード
IDキーワード
SCCS はキーワードを対応する情報に置換する
SCCS ID キーワードの挿入
code:memo
%M% モジュール名: ファイル内の m フラグの値、またはフラグが存在しない場合は、s. が除去された SCCS ファイルの名前。
%I% 取り出されたテキストの SCCS 識別コード (SID) (%R%.%L% または %R%.%L%.%B%.%S%)
%R% リリース
%L% レベル
%B% 分岐
%S% シーケンス
%D% YY/MM/DD フォーマットの現在の日付
%H% MM/DD/YY フォーマットの現在の日付
%T% HH:MM:SS フォーマットの現在の時刻
%E% 最新の適用デルタが作成された YY/MM/DD フォーマットの日付
%G% 最新の適用デルタが作成された MM/DD/YY フォーマットの日付
01:51:20 最新の適用デルタが作成された HH:MM:SS フォーマットの時刻
%Y% モジュール・タイプ: SCCS ファイル内の t フラグの値
%F% SCCS ファイル名
%P% SCCS の絶対パス名
%Q% ファイル内の -q フラグの値
%C% 現在行の番号。このキーワードは、「this should not have happened」というエラー・メッセージのような、プログラムによって出力されるメッセージを識別するためのものです。%C% は、すべての行にシーケンス番号を付けるためのものではありません。
%Z% what による認識が可能な 4 文字の文字列、@(#)
%W% what ストリングを作成するための省略表現: %W% = %Z%%M%<tab>%I%
%A% what 文字列を作成するための別の省略表現: %A% = %Z%%Y% %M% %I%%Z%