gdbとdbxのコマンド比較
table:gdb,dbx
GDB DBX 説明
gdb program -p pid dbx program_name process_id pidを指定してデバッグ
table:gdb,dbx
GDB DBX 説明
b <line> stop at <line> 指定した行でプログラムの実行を停止します。
b <func> stop in <func> 指定した関数の最初の行で実行を停止します。
b *<addr> stopi at <addr> 指定したアドレスで実行を停止します(即時停止)。
b ... if <expr> stop ... -if <expr> 条件<expr>が真の場合に実行を停止します。
cond <n> stop ... -if <expr> 指定したブレークポイント<n>が真のときに実行を停止します。
tbreak stop ... -temp 一時的なブレークポイントを設定します。一度トリガされると自動的に削除されます。
watch <expr> stop <expr> <slow> 式<expr>の値が変化したときに実行を停止します(遅い)。
watch <var> stop modify &<var> <fast> 変数<var>の値が変更されたときに実行を停止します(速い)。
catch <x> intercept <x> 例外や特定のシステムイベントが発生した時に実行を停止します。
info break status 現在設定されているブレークポイントの情報を表示します。
info watch status 現在設定されているウォッチポイントの情報を表示します。
clear clear 現在の行のブレークポイントを削除します。
clear <func> delete <n> 指定された関数のブレークポイントを削除します。
delete delete all 全てのブレークポイントを削除します。
disable handler -disable all 全てのブレークポイントを無効化します。
disable <n> handler -disable <n> 指定したブレークポイントを無効化します。
enable handler -enable all 全てのブレークポイントを有効化します。
enable <n> handler -enable <n> 指定したブレークポイントを有効化します。
ignore <n> <cnt> handler -count <n> <cnt> 指定したブレークポイントを<cnt>回無視した後に有効化します。
commands <n> when ... { cmds; } ブレークポイント<n>で指定されたコマンド群を実行します。
backtrace <n> where <n> スタックトレースを表示します。<n>レベルまで表示します。
frame <n> frame <n> 指定したフレームに切り替えます。
info reg <reg> print $<reg> 指定したレジスタの内容を表示します。
finish step up 現在の関数から抜け出し、その返り値の場所で停止します。
signal <num> cont sig <num> 指定したシグナル番号でプログラムを再開します。
jump <line> cont at <line> 指定した行にジャンプして実行を再開します。
set <var>=<expr> assign <var>=<expr> 変数に新しい値を設定します。
x/<fmt> <addr> x <addr>/<fmt> 指定したアドレスの内容を表示します。フォーマット指定可能。
disassem <addr> dis <addr> 指定したアドレスの周辺のアセンブリ言語を表示します。
shell <cmd> sh <cmd> <if needed> シェルコマンドを実行します。
info func <regex> funcs <regexp> 正規表現に一致する関数のリストを表示します。
ptype <type> whatis -t <type> 指定した型の情報を表示します。
define <cmd> function <cmd> 新しいコマンドを定義します。
handle <sig> stop <sig> <sig> 指定したシグナルのデフォルトの処理を変更します。
info signals status; catch 利用可能なシグナルとその現在の設定を表示します。
attach <pid> debug - <pid> 指定したプロセスIDのプログラムにアタッチします。
attach <pid> debug a.out <pid> 指定したPIDのプログラムにアタッチし、デバッグを開始します。
file <file> (必要なし?) デバッグするプログラムファイルを指定します。
exec <file> debug <file> 指定したファイルをデバッグのために実行します。
core <file> debug a.out <corefile> コアファイルを使用してデバッグを開始します。
set editing on set -o emacs ライン編集機能を有効にします(emacsモード)。
set language <x> language <x> スクリプト言語を指定します。
set prompt <x> PS1=<x> プロンプト文字列を設定します。
set history size <x> HISTSIZE=<x> コマンド履歴のサイズを設定します。
set print object on dbxenv output_dynamic_type on オブジェクトの動的型情報の出力を有効にします。
show commands history 入力したコマンドの履歴を表示します。
dir <name> pathmap <name> ソースファイルの検索パスを設定します。
show dir pathmap 現在設定されているソースファイルの検索パスを表示します。
info line <<n>> listi <n> 指定した行の情報を表示します。
info source file 現在デバッグ中のソースファイルの情報を表示します。
info sources files; modules プログラムに関連するソースファイルとモジュールの情報を表示します。
forw <regex> search <regexp> ファイル内で正規表現に一致する次の項目を検索します。
rev <regex> bsearch <regexp> ファイル内で正規表現に一致する前の項目を逆方向に検索します。
run arg1 arg2 ... run arg1 arg2 ...
参考