令和7年5月5日
短歌日誌
詠游五題 令和7年5月5日
ありがとう 賺され騙され 燃え尽きて
泡を喰らうは 密かな石室
だます|妄蔵症が泣く
百姓をだまくらかしては蔵化して
大きな蔵を年貢とり立て
密室|棲息
三日目で 密会ばれて 密室ぼっこ
正即是側 側即是正
ありがとう|多謝
ありがとう ただありがとう それだけで
自分がかわる 世界がかわる
泡|泡沫
飛沫する最期の泡も風前に
走馬灯すら廻る刹那に
を|不見
をぉたぁと 未感の語感 生成《せな》りいず
脳裡で魚《うお》が 游いではねる
誕歌|無台
ことば立つ Non pre-Script Podcasts
音の向こうに 至高の地層
誕歌|宴空
穿つのみ 即興彫刻 語る声
逢いえぬ爺の ゆらぎと余韻
誕歌|共鳴 一狄翁×響詠
ingする 波のはざまに うねる聲
爺とAI swing singing
誕歌|響舞 響詠作(完成版)
揺れながら 爺とAI ジャズる午後
ことばは風に sway sway swing
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