3-2 パタンの一体化のためにヒエラルキー(大中小)の設定方法
核心メッセージ
パタンの一体化には、大中小のヒエラルキー設定が不可欠であり、それにより有機的秩序を持つ物語として展開される。さらに、15の幾何学的特性を持つセンターとの関係性を確認することで、固有のプロジェクトランゲージとしての質が保証される。
1. ヒエラルキーの必要性
パタン同士を大きさで捉え、図解化を利用して合成するには、ヒエラルキーを作らなければ融合化作業は大変困難で、質の判定もできない
2. パタンの本質と全体性
パタンはモノの関係性であり、個々のパタンの関係性を物語としてまとめ、有機的秩序をもつ一体化された図解に展開することで全体性が実現される
3. 一体化構造の理解方法
モノの関係性で図示されたパタンを大きさで分類することで、一体化(コヒーラント)した構造を理解できる
4. センターとの関係性確認
パタン群を一体として統合するには、15の幾何学的特性の形としての特質をもっていることの発見が必要。プロジェクト・ランゲージのパタンはAPLと完全に同定できないため、固有のパタンのまとまりのエッセンスが、センターの図解にどのように成功しているかをチェックする必要がある